タグ

レビューに関するarumid51のブックマーク (10)

  • 火の鳥総論

    手塚治虫「火の鳥」 はじめに 一言でこの作品を評価するならば、まとまりのない曖昧な作品と言える。俗に人道主義や輪廻転生といった表面に目が奪われ気味で、読者自身、作品の全体像を掴み損ねていて、「傑作」「名作」という言葉ばかりが先行している。そうした言葉が読む上で先入観や偏見を生じさせ、作品を客観的に評する機会を奪っているように思えてならない。どの部分が「名作」たりえるのか、どの部分が「傑作」といえる根拠なのか、私にはまったくわからない。今回、あらためてこの作品を読み直し、その思いは一層濃くなるばかりで、「火の鳥」が求めた主題は一体なんだろうか、という素朴な疑問がふわりと浮かんできた。漂うつかみどころのない疑問の解答を求めて、私はこれから「火の鳥」という問題に取り組む。戻る 目次 はじめに 「黎明編」の不安定な基盤 「未来編」という苦し紛れ 「ヤマト編」で居直る

  • Lumis.Eterneさんの「トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~」の感想

    これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。 これまで“アトリエシリーズ”は実に数多くの作品が発表されてきました。 ソニーのPS・PS2・PS3対応作品に限っても、以下の作品があります。 ・ザールブルグの錬金術士 マリーのアトリエ エリーのアトリエ リリーのアトリエ ↓ ・グラムナートの錬金術士 ユーディーのアトリエ ヴィオラートのアトリエ ↓ ・イリスのアトリエ(全3作) ↓ ・マナケミア(全2作) ↓ ・アーランドの錬金術士 ロロナのアトリエ トトリのアトリエ メルルのアトリエ これらの作品のうち、“イリスのアトリエシリーズ”と“マナケミアシリーズ”については、いわゆる“アトリエシリーズ”とは系統の違う 作品であると私は考えています。それは、ゲームとしての方向性や楽しみ方に

  • ジョジョの「見知らぬ誰か」を救う事の変化から80年代とゼロ年代の時代性を考える - ふわふわスマイル

    2013-03-02 ジョジョの「見知らぬ誰か」を救う事の変化から80年代とゼロ年代の時代性を考える ジョジョ最新話でリサリサの過去が一部明かされました。 アニメ版のリサリサ先生は老け顔なのでジョセフの衝撃が薄い気がするのは気のせい。 ってか50歳なのは置いといて。 今回、ネタにしたいのはリサリサが「第一部ラストでジョナサンがエリナに救わせた赤ちゃん」であるということ。 後のリサリサ先生 「ああ!う……美しすぎます!」 この時拾った赤ちゃんが「二代目JOJO」であるジョセフの波紋の師匠になって、またそれ以外にも深く関わる。ぶっちゃけジョセフの「母ちゃん」である事とか。 多分、この辺も後付け設定なのだと思うのですが(一部のツェペリさんはジャンプ連載時は独身だったけど後でシーザー出したから単行で子持ちに修正したりもしてる) しかしリサリサがジョナサンとエリナに救われた子であるという「後付け」

  • ねんどろいど 原村和 - へぶつい (Heavenly Twins)

    ねんどろいど 原村和 予約していた、ねんどろいどの「のどっち」が届いた。 早速、組み立ててみた。 のどっち可愛い。 「そういえば iPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしいです」 「そういえば iPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしいです」 「そういえば iPS細胞というので咲さんとの間でも子供ができるらしいです」 ところで、この「ねんどろいど」って、フィギュア同士でパーツ交換が出来るんだっけ? 何か、のどっちに似合うパーツって、あるかなぁ? あれば買っても良いんだけど……、と思わされてしまうところがズルイ。

    ねんどろいど 原村和 - へぶつい (Heavenly Twins)
  • とみ宮ARCHIVES(A~N)

    [COLUMNS] ・19年振りの来日について語る [ALBUMS] ・IF YOU WANT BLOOD YOU'VE GOT IT ('78) ・HIGHWAY TO HELL ('79) ・BACK IN BLACK ('80) ・FLICK ON THE SWITCH ('83) ・BLOW UP YOUR VIDEO ('88) ・THE RAZORS EDGE ('90) ・LIVE ('92) ・BALLBREAKER ('95) ・STIFF UPPER LIP ('00) [LIVE] ・'01.2.19.@横浜アリーナ [ALBUMS] ・AEROSMITH ('73) ・GET YOUR WINGS ('74) ・TOYS IN THE ATTIC ('75) ・ROCKS ('76) ・DRAW THE LINE ('77) ・LIVE! BOOTLEG('78)

  • いしいひさいち 仁義なきお笑い : こすいのほとり

    2012年06月29日22:34 カテゴリ音楽の話 いしいひさいち 仁義なきお笑い かなり昔、の雑誌の突発的座談会で、若かりし椎名誠氏が「だったらお前、いしいひさいちのマンガがわかんのかよ」って発言してたことがありました。 これは確か「いしいひさいちのマンガは俺にはわかんない」という趣旨の発言だったと記憶してますが、でも、たぶん「面白くない」ってことじゃないとおもいます。 面白いんだけど、なにが面白いんだか上手く説明できない。 いしいひさいち 仁義なきお笑い (文藝別冊/KAWADE夢ムック) クチコミを見る それにしても、こんなにマンガに対して批評的な人だとは思わなかった。 そもそも4コマ漫画に起承転結というセオリーは存在しません。 朝日新聞の連載を始める際、全集をもらってはじめて『サザエさん』を読んだのですが国民漫画ができるだけ多くの人に愛されねばならないことの代償でしょう、4コ

    いしいひさいち 仁義なきお笑い : こすいのほとり
  • 漫画ジャケ買いのすゝめ|そのスピードで

    アマゾンレヴューで、有名な漫画を罵倒するのが流行している。 たとえば尾田栄一郎『ONE PIECE』(集英社)第67巻。 尾田さんは自分につく担当編集者に「話のアイデアは一切するな。 すべて自分が考えた話にしたいので」と言うそうだが、 皮肉にも編集者という他人の意見をシャットアウトすることが、 どれほど漫画を独善的にし、つまらなくするかということを 自ら証明してしまっていることになる。 ぐりとぐらのレヴュー 説得力あり。 ただ評者はワンピースビジネスの肥大化をなげくが、 十五年おなじ作品を描きつづければ、マンネリも当然。 つまらなければ見切る、それも勇気だ。 森川ジョージ『はじめの一歩』(講談社)100巻は、なんと平均で星1つ! 酷評がお約束。 たしかにライヴァル宮田一郎との対戦を回避したのは、不誠実とおもう。 でもボクは、不人気な天才ボクサー板垣に魅力を感じるし、いまだすきな作品だ。 魔

  • いしいひさいちのでっちあげインタビュー! - エキサイトニュース

    いまでこそメディアに顔を出さない人気マンガ家は少なくない。だが昔はひとたびヒット作が出れば、雑誌やテレビなどマスコミに取材で追いかけまわされ、うっかりするとクイズ番組の回答者やワイドショーのコメンテーターに……なんてこともざらであった。 いまとなっては信じられないことだが、鳥山明も『Dr.スランプ』のヒットで「徹子の部屋」に出たりしている。 そのなかにあっていしいひさいちはデビュー以来、テレビ出演はおろか顔写真すらほとんど世間にさらしていない稀有な存在である(厳密にいえば、文春漫画賞受賞直後、一回だけ週刊誌に顔写真が掲載されたことがあるのだが)。考えてみれば、20年以上も大新聞で連載を持ち、原作映画ディズニー配給により世界各国で上映されたほどのビッグネームでありながら、その顔も、私生活もほとんど知られていないというのは、ちょっとすごいことではなかろうか。ようするに私たちは、作品を通してで

    いしいひさいちのでっちあげインタビュー! - エキサイトニュース
    arumid51
    arumid51 2012/09/10
    >(4コマに起承転結が)あるとすれば観念的な読者の認識のフレーム、『あと知恵』としてあるにすぎず、4コマに起承転結がないのはけしからんといった論議はどこか幼い気がします。
  • プラネテス・ロックスミス問題について。過剰な「わがまま」は力に通ず - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    昨日、幸村誠「プラネテス」全4巻を再読した。たまたま手元にあったからが理由でもあるが、ホットエントリで関連エントリが話題にあったからも少し理由になる。 『プラネテス』のポリティカ その1 - 猿虎日記(さるとらにっき) http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20060123/p1 『プラネテス』のポリティカ その2 - 猿虎日記(さるとらにっき) http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20090808/p1 プラネテスのポリティカ その3 - 猿虎日記(さるとらにっき) http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20090814/p1 この中で一番話題の中心になっているのは、同作品の中の技術者・プロジェクトリーダーである「ロックスミス」という男の描写に関する評価だ。読んでもらえれば分かるんだが、作中でロケット計画の推進中、

    プラネテス・ロックスミス問題について。過剰な「わがまま」は力に通ず - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
  • アルバム全曲レビュー : 邦楽編(in 2ch.)

    商業誌/サイトにありがちなオブラートにくるまれているようなレビューではなく、率直なアルバムレビュー集。 このサイトをご覧になって、新たなヘビーローテーションアルバム&アーティスト発掘の参考になればこれ幸いだと思っとります。 (公開開始日:2005年4月3日(9th.-617)) ・ このページではアルバム内各トラック単位でのレビューを扱っております。 ・ 掲載をスキップしているレビューがあります。(星評価しかない,明らかなアンチ,感想しか書かれていない etc.) ・ レビュー内容は体裁を統一するために、改行位置,フォントの全半角,機種依存文字などを修正しています。 ・ 各ページでは、アルバムは上からリリース順、レビューは上から投稿日順に表示しています。 また、アルバムのリリース番号はまとめ人ルールのものを記載しているため、レビュー文内容とい違っているものがあります。 ・ 恐縮ではござ

  • 1