3月1 麻雀マンガの時代を考える カテゴリ:麻雀マンガ大麻雀時代 (『ONE PIECE』第1巻) 「世は大麻雀マンガ時代を迎える――」とかそういう話ではありません。 大雑把にいうと、麻雀マンガは、競技麻雀を扱ったものとバクチ麻雀を扱ったものに分かれます。たとえば、片山まさゆき先生は、競技麻雀の世界で、主人公が師匠やライバルに引っ張られて成長していくというストーリーを20年以上にわたって描き続けています。大和田秀樹先生のムダヅモは……、あれはバクチ麻雀だよなあ。F-15とか尖閣とか賭けて打つのは、どうみても競技じゃねーし。つまり、戦争はギャンブルなんだよ! タイトルや名誉より、大金や生命を賭けた勝負の方がストーリーを盛り上げやすいので、麻雀マンガでは、バクチ麻雀が主流になります。そして、ストーリーを盛り上げるには、マンガの舞台となる時代も重要なのではないかという話です。目が飛び出るような高