発売からほぼ10年以上たった古いプロセッサについては、「Variant 2(Spectre)」と呼ばれる脆弱性の対策パッチを提供しない方針。 米Intelは「Spectre」と呼ばれるCPUの脆弱性について、古い製品向けの対策パッチをリリースしない方針を明らかにした。 同社の対策パッチのリリース状況を示す「Microcode Update Guidance」は4月2日に更新され、新たに「stopped」という項目が加わった。この項目に分類された製品は、アップデートの対象から除外する。 理由として、「Variant 2(Spectre)を緩和する機能の現実的な実装を阻むマイクロアーキテクチャの特性」を挙げたほか、システムソフトウェアのサポートが限られること、ほとんどの製品は「クローズドシステム」に使われていて、脆弱性が露呈する可能性が小さいことを挙げている。 stoppedに分類されたのは、