カーディフのオーナーであるタン氏(左)と現監督のスールシャール氏 [写真]=Arsenal FC via Getty Images 文=藤井重隆 今シーズン、プレミアリーグのオーナーによる傍若無人ぶりが史上最悪に達している。これまでにも、チェルシーのロマン・アブラモヴィッチ氏や、ニューカッスルのマイク・アシュリー氏による性急な監督交代や補強をめぐるチーム介入が毎年のように取りざたされてきたが、その傾向は他クラブにも飛び火し、悪化の一途をたどっている。 ハル・シティのエジプト人オーナー、アッセム・アラム氏に至ってはクラブの歴史や伝統を無視し、「ビジネス的に響きがいいから」と、独断でクラブ名をハル・タイガーズに改名する申請を行い、抗議するファンに対して「死ねばいい」と吐き捨てた。 今シーズンは前半戦の間に、すでに6名の監督交代が行われているが、最も酷かったのが昨年末にマーキー・マッケイ前監督を
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