ブックマーク / www.businessinsider.jp (13)

  • 大手製薬のCIOがマイクロソフトのCopilot契約をキャンセル。その「理由」がテック業界を不安にさせる

    この製薬会社の最高情報責任者(CIO)は、2023年第4四半期と2024年第1四半期に500人の従業員にOffice 365 Copilotを使わせるため追加料金を支払った。これは、人気のマイクロソフトの生産性パッケージソフトウェアをAIでアップグレードしたものだ。 6カ月後、この幹部は、追加料金を払う価値があるほどAIツールが優れていないということで、アップグレードをキャンセルした。 このレポートに記されていたモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)のアナリストとの通話記録によると、この幹部はマイクロソフトのAIツールのスライド生成機能を「中学のプレゼンテーション」レベルと比較していた。 グレッグという名前のその幹部はこう語っている。 「値段は倍です。そしてそのツールから得られる価値が、倍に値するとはとうてい思えません」 マイクロソフトの365ソフトウェアパッケージのE3バー

    大手製薬のCIOがマイクロソフトのCopilot契約をキャンセル。その「理由」がテック業界を不安にさせる
  • BOSEから3000円のPC用スピーカーに変更。1週間たって気づいたこと

    設置してみるとこんな感じ。シンプルかつキュートなデザインで、見た目はかなり気に入りました。 が、しかし、肝心の音がどうもしっくりこない……。 長年使っていたBOSEのスピーカーとは価格帯が違うので、比較するのはナンセンスとわかりつつも、少し残念な気持ちに。 イコライザの調節で多少マシにはなったものの、「BOSEが修理から返ってきたらお役ごめんだな」なんて思っていました。 ところが、一週間ほど使っていると、こもったようでヌケの悪った音質が、クリアかつ豊かな音に大変身。新しいスピーカーをしばらく使うことで、振動板などを音の振動に慣れさせ動きをよくする「エージング」の重要性をあらためて実感しました。 これなら十分使っていけると判断し、方針転換。BOSEが修理から返ってきた後も、PCのスピーカーは「Pebble V2」を使っています。 動画コンテンツ向き 「Pebble V2」はステレオ(スピーカ

    BOSEから3000円のPC用スピーカーに変更。1週間たって気づいたこと
  • 地球のコアを覆う謎の層、地表からの水によって形成された結晶か

    「長年、地球のコアとマントル間での物質移動は少ないと考えられてきた。しかし、我々が最近行った高圧実験によって、それとは異なる結果が明らかになった」 今回の発見は「コアとマントルの相互作用がはるかにダイナミックであることを示しており、物質の行き来が多い可能性を示唆している」とシムは述べている。ただし、この説を裏付けるにはもっと多くの証拠が必要だと指摘する別の専門家も存在する。 なお謎が残る地球の内部 地球のコアは、我々がいる地表から1800マイル(約2900キロ)ほどしか離れていないが、そこに到達するのは火星に行くより難しい。 すさまじい高圧と高温のため、地下に潜って直接確かめることができないのだ。 研究者が地球内部をのぞき見る一つの方法は、地震波が地球の内部構造によってどのように屈折するかを調べることだ。そうしたデータの中には、我々の地球に関する知識と一致しないものもある。 そうした謎の一

    地球のコアを覆う謎の層、地表からの水によって形成された結晶か
  • イーロン・マスクの運がついに尽きた

    イーロン・マスクは今、テスラを潰しかけた2018年をもしのぐ大ピンチに陥っている。 Arantza Pena Popo/ Business Insider イーロン・マスク(Elon Musk)は絶好調だった。 2019年から2022年にかけて、マスクの賭けは冴えに冴えていた。テスラ(Tesla)は2020年に創業以来初めて通期での営業黒字を達成し、巨大な上海新工場が生産を拡大するにつれて株価は急上昇した。スペースX(SpaceX)のロケットは世間の注目を集め、爆発を起こした時ですら皆が拍手喝采を送った。 マスクは、不正行為や自己取引に関して非難の声が上がってもまるで取り合わなかった。やりたい放題、言いたい放題でも、成功が後からついてきた。2021年にはタイム誌のパーソン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。 こうしてマスクは、リスク中毒のブラックジャック・プレイヤーが必ずやることをやった——自

    イーロン・マスクの運がついに尽きた
  • 電撃発表、グーグルが「全力開発」した生成AI「Gemini」の全貌…ChatGPT超えするか

    「生成AIイヤー」とも言える2023年も終わりに近づいてきたが、ここにきてグーグルがさらに新しい技術を投入すると発表した。 グーグルは12月7日(日時間)、生成AI向けの新しい大規模言語モデル「Gemini(ジェミニ)」を発表した。 自社のチャットAIBard」はもちろん、「Pixel 8 Pro」をはじめとしたAndroidスマートフォンへの組み込みも進める。 グーグルのスンダー・ピチャイCEOはリリースの中で、Geminiをこう表現する。 「賢いソフトウェアというよりも、より便利で直感的な、相談できる専門家または仲間のように感じられるようになる」 グーグル気で取り組んだGeminiとは、どんな存在なのだろうか。

    電撃発表、グーグルが「全力開発」した生成AI「Gemini」の全貌…ChatGPT超えするか
  • アップルの「次世代の半導体戦略」が見える「M3チップ」独特の設計とは

    アップルはMacBook ProおよびiMacの新製品を発表した。これらで使われているのが、同社の新プロセッサー「M3」シリーズだ。 アップルがMacに独自開発プロセッサを使うようになって3年が経過し、M1からM3へと世代交代している。 世代を追ってプロセッサーが性能アップしていくのはマーケティング上も当然のことで、そのこと自体に驚きはない。 だがよく見ると、無印・Pro・Maxという3つのバリエーションも、実は細部を見ると過去とは少し変わった状況がある。 取材のなかから見えてきたのは、アップルの新しい半導体戦略だ。

    アップルの「次世代の半導体戦略」が見える「M3チップ」独特の設計とは
  • 情報過多の時代に「それでも本を読む」理由。読書の効果をブーストさせる3つの方法

    を読むとは、むろんどんなを読むかということに左右はされるけれど、来はつねに社会変革の風を孕むものだ」 ー松岡正剛 私が就活生だったころ(ざっと10年前くらい)、履歴書の「趣味」欄に読書と書くのは厳禁と教えられた。趣味としてあまりにありふれていて、無個性に見えるというのが理由だった。もちろん、そんなアドバイスは無視した。好きなを語らずに自分について語るなんて、不可能だもの。 今は、どうなのだろう。いずれ趣味欄に「配信」とか「動画編集」とか書くのは普通すぎるからやめなさい、と言われる時が来るだろうか。逆に「読書趣味」なんて古風で珍しいね、と言われるようになるのだろうか(もしかして、もうそうなってる?)。 有史以来、は情報の乗り物であり続けた。歴史の転換点にはいつだってがあったし(『歴史を変えた100冊の』スコット・クリスチャンソン、コリン・ソルター (著), 藤村奈緒美 (訳

    情報過多の時代に「それでも本を読む」理由。読書の効果をブーストさせる3つの方法
  • 「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉

    芥川賞の贈呈式に参加した市川沙央さん。メールでのインタビューに応じた。写真は芥川賞・贈呈式の様子(撮影:8月25日)。 撮影:横山耕太郎 第169回芥川賞を受賞した市川沙央(いちかわ・さおう)さん。 受賞作『ハンチバック』の主人公は、市川さんと同じ筋疾患「先天性ミオパチー」を患っているが、電子書籍化が進まない日社会に対して「出版界は健常者優位主義(マチズモ)ですよ」と、強い言葉で批判する場面が小説に登場する。 市川さんは芥川賞の受賞発表後の記者会見で「なぜ重度障害者の芥川賞受賞が初なのか考えてほしい」と問題提起したほか、後日開催された贈呈式でも「出版界の皆様、勢ぞろいということで、新ためて環境整備をお願いしたい」と述べるなど、その発言にも注目が集まっている。 市川さんは、現代の日社会のどこに健常者優位主義を感じているだろうか? Business Insider Japanが10の質問を

    「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉
  • 素粒子ミューオンの奇妙な歳差運動の原因は「第五の力」か、「未知の次元」か

    Sonam Sheth,Jessica Orwig [原文] (翻訳:梅田智世/ガリレオ、編集:井上俊彦) Aug. 28, 2023, 07:00 PM サイエンス 18,346 フェルミ研究所で2018年に始まった「ミューオンg-2」実験では、写真のリング状の装置「g-2蓄積リング磁石」の中で、光速に近いスピードでミューオンを周回させる。 Fermilab ミューオン(ミュー粒子)と呼ばれる素粒子の歳差運動(首振り運動)は、物理学の標準理論では説明がつかない。 その奇妙な挙動は、自然界に存在する第五の力、あるいは未知の次元の証拠かもしれない。 科学者は2001年、2021年、そして2023年にこの現象を観察した。ただの偶然ではない可能性が高い。 ある素粒子が予想外の挙動をとるさらなる証拠を、アメリカのフェルミ国立加速器研究所の物理学者チームが発見した。そうした予想外の挙動は、自然界に未

    素粒子ミューオンの奇妙な歳差運動の原因は「第五の力」か、「未知の次元」か
  • ChatGPT活用を激震させる新機能「Code Interpreter」にNetflixをデータ解析させたらスゴかった

    コード・インタープリターはChatGPTの有料版「ChatGPT Plus」で、GPT-4の付加機能として呼び出せる。 画像:筆者によるスクリーンショット ChatGPTの有料版である「ChatGPT Plus」(月額20ドル)には、7月初めから「Code Interpreter(コード・インタープリター)」という機能が追加された。 この機能が画期的だとして、一時ネットでは大いに話題になった。これまでは面倒だった「データ集計」などを、チャットの命令だけで実行できるからだ。 データ集計は、Excelなどの表計算ソフトやPythonなどのデータ処理に強いプログラミング言語で処理することが多い。 しかしコード・インタープリターでは、それらを使う必要はほとんどなく、データさえ用意できればいい。さまざまな手間がほぼゼロになり、ChatGPT任せにできる。 そうはいってもピンと来ない人も多いはず。そこ

    ChatGPT活用を激震させる新機能「Code Interpreter」にNetflixをデータ解析させたらスゴかった
  • 「Apple Vision Pro」を実機体験して言葉を失った。驚くべき製品である5つの理由

    今回のWWDCについて、やはり大きなトピックは「Apple Vision Pro」だ。 AR機器にしろVR機器にしろ、最大の課題は「体験しないとわからない」ことだ。スペックでもPVを見ても伝わらない。 筆者は米・クパティーノにあるアップル社で、Vision Proの実機を体験できた。その様子をお伝えしたい。 仕事柄色々なIT機器を使うし、その中には業務用の特別なVR/MR機器もある。ただVision Proは、それらを超えて、近年なかったほど「驚き」としか表現できない体験だった。実機で感じたことを言語化してみたい。 なお、体験時には写真撮影などが許可されなかったため、実機は別の場所で撮影したものであり、その他は基調講演で公開された映像から抜粋している。

    「Apple Vision Pro」を実機体験して言葉を失った。驚くべき製品である5つの理由
  • ChatGPTを日本企業はどう使う?「禁止」ドコモ、「模索」楽天、「自社開発」LINE…14社調査

    竹下 郁子 [編集部] and 小林 優多郎 [Tech Insider 編集チーフ] Feb. 16, 2023, 12:00 PM 深掘り 78,271 世界中の注目を集める、対話型・生成系AIの「ChatGPT」。 「プログラミングしてもらった」「長文ドキュメントを要約してもらった」「メールの返答例をつくってもらった」など、さまざまな活用例の投稿がSNSに溢れている。 ChatGPTが人類の生産性向上に大きな可能性を秘めたツールであることに異論はないが、一方でアマゾンやマイクロソフトのように従業員の使用に対し警鐘を鳴らす企業もある。 日IT企業は、どうだろうか? 国内のIT・デジタル企業14社にアンケートを実施した。 インターネットサービス業 DMM.com GMOインターネットグループ LINE(事業会社、ホールディングスのZHDとは別) MIXI(ミクシィ) note メルカ

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  • 新型iPad miniを2週間使ったら、手放せない文房具になった話

    新型iPad mini。高い性能とこのサイズ、iPadOS15の新機能の合わせ技で「ガジェット文房具」としての独特の立ち位置になれそうなタブレットだ。 撮影:伊藤有 新型「iPad mini」が発売されて約2週間が経った。自分の周囲も含め、300gのコンパクトなサイズ感、iPad Pro並みの十分な性能、最新のApple Pencil 2対応ということで、ここ最近ではM1版MacBook Airに並ぶくらい、高評価する人が多い機種だ。 性能評価は既報の記事に譲るとして、今回はiPad Proユーザー目線でみると、サイズが違うだけでまったく違う使い勝手を提案する製品になっているのが興味深かった、という話を書いてみる。

    新型iPad miniを2週間使ったら、手放せない文房具になった話
    asa_kaz_x
    asa_kaz_x 2021/10/13
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