★【「異世界からきた」論文を巡って: 望月新一による「ABC予想」の証明と、数学界の戦い】(WIRED.jp) 画期的な論文を書き上げているはずなのに、内容を理解できる研究者が(書いた本人以外には)世界に一人もいないために、「論文が正しいのかどうか」さえ分からないまま時間がたってしまっている。そういう状況だそうです。 記事に関連して、望月新一氏の個人HPから、「宇宙際タイヒミューラー理論の検証:進捗状況の報告(2014年12月現在)」(PDF)という望月氏自身による文章を見つけました。そこに、自分の研究が理解されないことについて非常に印象的なことが書かれてあったので、引用してみます。*1 どなたか著名な研究者が理論の成否について決定的な発表を行なう、というような展開を一部の数学者は期待しているようですが、このような展開がいつまで経っても実現しない可能性が非常に高いと考えております。その理由