2020年オリンピック東京開催決定の知らせは、理屈抜きに嬉しかった。決まった以上成功して欲しいし、平和への発展を願って始まったオリンピック運動の目的どおり「平和の祭典」になって欲しいと願うや切な物がある。 嬉しい事は素直に喜ぶとして、不測の事態に備えておく事も大切である。これは東京オリンピックにけちをつける心算で言っているのではない。 何故かと言えば、オリンピック運動はこれまでも国際政治や偏見の波間で常に翻弄されて来た歴史があるからだ。 2020年大会を考えると何より問題なのは、政治、ナショナリズム、偏見、テロなどが介入してくる危険性である。 国が主導してオリンピックに政治が介入した最初の例は、カーター大統領がソ連(当時)のアフガニスタン侵攻に抗議してボイコットを提唱した1980年のモスクワ大会であった。この呼びかけには50カ国近くが応じ、モスクワ大会は寂しい大会になっただけでなく、多くの
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