結局これに尽きると思います。 もちろん、暴力と八百長問題は基本的に別物だと思うし、暴力の方は完全な犯罪で、2007年には死者まで出しているのでより深刻な問題だと思うけれど、結局、過去の八百長を認めようとしない相撲協会が何度「申し訳ありませんでした」「再発防止に努める」と言ったところで全く心に響かない。社員の過労死が問題になってもなお長時間労働を改めようとしないブラック企業が言う「再発防止に努める」に通じる白々しさがある。 まあ実際、今回の相撲協会側の対応にも問題があったのは事実で、本来被害者であるはずの貴ノ岩や貴乃花を悪者にしようとしているとか、事件の背後にあるモンゴル人力士間の八百長を隠そうとしているとか、本当か嘘か分からない情報が出回っているけど、それらは正直どうでもいいと思う。むしろ私の中では、現役力士も親方衆も、加害者も被害者も、日本人も外国人も、みんながみんな過去の八百長について