「みんながそれぞれ少しずつ不満を残しながらも、コンセンサスを得ようとしていたのに」――日本音楽著作権協会(JASRAC)の菅原瑞夫常務理事は5月14日の定例会見で、「ダビング10」や「私的録音録画補償金」をめぐるメーカー側の対応に不満を漏らした。 ダビング10と補償金については、JASRACなど著作権者団体などが「ダビング10対応機器が補償金の課金対象とならない限り受け入れられない」と主張してきた(関連記事:「JEITAの対応、憤り禁じ得ない」と権利者団体 私的録音録画補償金問題で)。 これに対して電子情報技術産業協会(JEITA)などメーカー側の団体は、「ダビング10」を含むDRMがかかったコンテンツは、補償金の対象から除外すべきと求めてきていた(関連記事:「DRMあれば録音録画補償金は不要では」――JEITAが立場を説明)。両者の意見は折り合わず、6月2日を予定していたダビング10のス
三菱東京UFJの統合第一弾やはりノートラブルとはいかなかったようです。私もSE時代には銀行の中の人だったことがあるので、こういうニュースを聞くと自分とは全然関係ないのに胃が痛くなってくるような気がします(以前のみずほの時もそうでした)。 11万人月のプロジェクトというと気が遠くなりそうです。しかも、Web 2.0的ないいかげんな世界ではなく、無停止保証で計算間違いデータ破壊などがあってはならない世界での話です。 この程度のトラブルは「あって当たり前」というと怒られてしまいますが、「許容範囲内でコントロールできた」と言うべきではないでしょうか(単に言い回しを変えてるだけ?) ただ気になるのはトラブルの原因が、「テストの時は問題なかったが本番で予期せぬ問題が発生してしまった」というものではないように思えることです。セブン銀行のトラブルは未記帳件数が10件を越えると常に発生ということで特殊なパタ
昨日は第21回漢字小委員会でした。霞ヶ関で傍聴して家に帰って、一晩たって朝刊を見たら、おやまあびっくり。うちは朝日なんですが、1面に「常用漢字追加素案220字」と見出しがあり、ご丁寧に「新常用漢字表(仮称)に入れる可能性のある候補漢字の素案」と題した漢字表まで入れている。あとで小熊さんのところを見て分かったんですが、朝日新聞と毎日新聞は12日の夜のうちにウェブで記事を出したようですね。 朝日新聞(2008年05月12日21時09分) 毎日新聞(2008年5月12日22時29分) ウェブの日付を信じるなら読売も「13日01時32分」。はたして朝刊に間に合ったのかどうか微妙な時間に見えますが(図書館に行けばすぐに確かめられるだろ……)、産経は「13日10時54分」、日経は「13日16時」。これらの会社は朝日と毎日に「抜かれた」ということになるのでしょうか。 ただし早ければよいというものじゃない
世界中の人々から見て「日本ブランド」といったとき何を思い浮かべるか?? トヨタとかソニーとかキャノンとか出てくると思うかもしれませんが、アメリカ辺りだとソニーはアメリカの会社だと思っている人がたくさんいますのでそうはなりません。 私の知る限り、彼らが日本ブランドと呼ぶ、或いは日本の力の源泉だ、と思っているポイントは「正確さ+お金に惑わされない正直さ」に尽きると思います。トヨタにしてもキャノンにしてもその日本人の力が製品に反映されているのです。 その意味で今回の吉兆の使いまわし事件はまさに日本ブランドを危機に陥れる一大事件だと考えていいと思います。携帯の電池が爆発するよりはるかに深刻な問題なのです。 よく、日本は労働生産性が悪い、効率が悪い国だと批判されますね。OECDの統計などでも労働生産性が15位とかだったりする。でもちょっと待って欲しいんですよ。それ、お金に現れるものだけで量っている訳
毎日新聞に三ヶ月に一度「水脈」というコラムを書いている。 いささか旧聞に属するが、そこに聖火リレーのことを書いた。 昨日の夕刊に出たので、もうブログに採録してもよろしいであろう。 こんな話。 オリンピックの聖火リレーをめぐる騒動を眺めていて、いささか気鬱になってきた。何か「厭な感じ」がしたからである。何が厭なのか、それについて少し考えたいと思う。 熱い鉄板に手が触れたときに、私たちは跳びすさる。「手が今熱いものに触れており、このまま放置すると火傷するので、すみやか接点から手を離すことが必要である」というふうに合理的な推論してから行動するわけではない。たいていの場合、私たちはわが身に何が起きたのかを行動の後に知る。 聖火リレーにまつわる「厭な感じ」はそれに似ている。 だから、この論件については、誰の言い分が正しく、誰の言い分が誤っているというような「合理的」なことは申し上げられない。それは「
Linuxで作ったtgzをWindowsの+Lhaca、StuffItで解凍してみる スポンサードリンク Tweet 最近はLinux側でロングジョブをかけておいて終わったらWindowsに持ってきて作業、というシチュエーションが増えてきました。そこで問題になるのが、圧縮して持ってきた処理後のファイル名の文字化け。 今時のLinux側はファイルシステムがUTF-8なので、そのままtarで固めると、ファイル名がUTF-8で格納されているのですけれども、Windows側で賢いアーカイバを使わないと、文字が化け化けになります。 今回は、tgzが解凍できるアーカイバの選択肢として、+Lhacaデラックス版と、StuffItがあるというシチュエーションです。 1.+Lhacaデラックス版 Lhasaの手軽さはそのままに、これ1つで圧縮まで出来るっつ-事で、アーカイバをどれか入れろというととりあえずこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く