2011.01.15 書店営業がすべてだ! カテゴリ:カテゴリ未分類 出版社として、会社を維持していくためには、ある程度の粗利を、確保し続けなければならない。その方法として、最もリスクのない施策が、在庫を売ることである。 新刊や増刷、改定には、制作費、印刷費、印税のコストが生じる。もちろん人件費もかかってくる。弊社の場合、そのほとんどが前払いになる。 卸業者である取次ぎさんとの契約により、いくら本が売れようとも、その売り上げが弊社に入金されるのは半年以上先になる。 つまり、売り上げがないのに経費を払うということだ。厳密に言うと、在庫を売っても、その売り上げの全額が振り込まれるのは半年先である。 在庫を売るにも経費がかかるが、それは、新刊を出すほどではない。基本的に、在庫はいくら倉庫に眠っていても、売り上げに結びつかない。 どうにかして、その機会を与えなければ、それこそ新本のまま廃棄される運