ブックマーク / blog.goo.ne.jp/tamio406 (5)

  • 理由は面倒 - 出版屋の仕事

    最近、電子書籍に関するあちこちの記事で、うちは違うなと思ったことがいくつかあったので、それと絡めてとりあえず考えたことを書いておく。 ひとつは、経理が面倒だから消極的だというどなたかのブログ記事で、電子だろうが紙だろうが、経理が面倒とは思わない。そう思う人もいるかもしれないが、紙の書籍のケースと比べても他業種の経理と比べても、面倒なことはないと思う。 もし面倒なのであれば、それは契約の仕方が悪い。短い間に書店が誕生したり、著者との関係や権利に関する議論が続いたりで、「他はそうなのか」と学んだことは多いが、だからといって個別に対応できないわけではない。規模が大きいと各々新規に契約するのが大変と言う人もいるが、規模が大きいなら専門に片付けるリソースを確保する余裕も作れるはずで、それこそスケールメリットではないかと思う。そもそも、なんで電子書籍になったとたん、印税支払を月々にするのかわからない。

    理由は面倒 - 出版屋の仕事
    asakura-t
    asakura-t 2012/10/04
    やっぱ現実はこうだよなぁ。電子書籍関連はなんであんなに変な妄想が多いんだろう/需要がない=売れない事だけが問題なんだよ。
  • 著作隣接権 - 出版屋の仕事

    知識も経験もコネもないのに出版社になった。おまけに、すべての業務をたった一人でこなす私。汗と涙と苦笑いの細腕苦労記。 電子書籍が普及してきて、著者が一人で好きに「出版」できるという話が、細かいことを抜きにすれば出てきている。細かいことというのは編集抜きに好きで出したものが面白いかってことなんだが、とにかくいろんな立場の人たちのいろんな意見を目にする。 以前は単純に編集の必要性に関する議論だったのが、電子書籍が出てきて、それを売ろうとするときの問題と、それを他社に売られるときの問題がごっちゃになってきた。 いろんな意見を読んでいると、理論立てて主張しているようで、しかしその理論の前提が「今その人が置かれている立場」に立っているので、あまり参考にならない。著作物が完成するまでに出版社あるいは編集者としてどれだけインプットしたかというのは、会社やその出版物の性格によって違うので、そういう背景抜き

    著作隣接権 - 出版屋の仕事
    asakura-t
    asakura-t 2012/04/18
    まあそうですね/コピー屋としての複製権が蔑ろにされてるから版面権とかの話になるのは「出版者」の意見。編集者の意見は別だよな、と思う。
  • 旅の延長 - 出版屋の仕事

    知識も経験もコネもないのに出版社になった。おまけに、すべての業務をたった一人でこなす私。汗と涙と苦笑いの細腕苦労記。 大阪屋に納品に行ったら、1枚の紙を渡された。受品口で紙をくれるのはトーハンだけなんだが、盆休みの時期ということもあって、あまり気にせず受け取った。が、休みのスケジュールにしては文字がぎっしりだなと思って見ると、なんと、文京と呼ばれている、社にある受品口の閉鎖のお達しである。 各社とも最近、というか随時、物流システムを改良しているようで、何年か前に、トーハンの「桶川行ってくれ」説明会に呼ばれたこともある。そのときは小さい出版社が大勢来ていたようで、年配の社長クラスの「とんでもない!」合唱に、トーハンの若い人は「あくまでもお願いですから」とたじたじと答えていた。私は黙って聞いていただけだが、年配の社長たちに倣ったのは当然である。 大阪屋と取引開始してもらうとき、「搬入場所は…

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    asakura-t
    asakura-t 2010/08/11
  • 不況? - 出版屋の仕事

    知識も経験もコネもないのに出版社になった。おまけに、すべての業務をたった一人でこなす私。汗と涙と苦笑いの細腕苦労記。 東京国際ブックフェアは、最初から「エラい小額で気分は出展社」ってなノリだったので、そういう結果になった。つまり、「出展ブース内でがちらほら売れ」、「取引などの引き合いはなく」、「おだてられて出たミニセミナーは楽しかった」という感じ。来年も出展するとしたらいろんな課題はあるんだが、とりあえずのところはよしとする。もともと、ただの祭り好きなせいもある。 話変わって、最近感じていること。個人的に、出版不況と言われているけど不況なのではなくて、私自身は斜陽産業という感覚でいる。もちろん出版社も屋さんも業界のいろんな人たちも、儲かればいいなとは思っている。自分のところも儲けたい。 こないだどこかで、「出版という言葉の意味は、紙のを出すことだけではなくて、情報を広めることも指す」

    不況? - 出版屋の仕事
    asakura-t
    asakura-t 2008/07/28
  • 社名の認知 - 出版屋の仕事

    知識も経験もコネもないのに出版社になった。おまけに、すべての業務をたった一人でこなす私。汗と涙と苦笑いの細腕苦労記。 この春にある団体に参加したんだが、うちと前後して会員になった出版社があった。新人が自己紹介をしたことがあって、「おっ、同じく新興出版社か」と思ってなんとなく記憶に残っていた。記憶に残っていると、いろんなことが目に付く。別に動静を追いかけてるわけじゃないんだが、結構新聞広告を出していることは知っていた。ちなみにその団体では新人だが、うちみたいなみそっかす出版社ではない。 昨日はその団体の忘年会で、ちょうどその出版社の社長と席が近くなった。新聞広告だけでなくて書店でイベントもするそうで、席が近かった別の人とその話をしていた。 で、この際だからといろいろ質問をした結果、新聞広告の値段(まあ、これは以前から知っている)と、書店でのイベントの採算なんかを教えてくれた。 値段を聞いてや

    社名の認知 - 出版屋の仕事
    asakura-t
    asakura-t 2006/12/22
    飲料のメーカーは気にするし、出版社も気にしますよ? 買わない理由にはならないけど、索敵範囲に入るかどうかってのはあります。
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