シリアとイラクにまたがる過激派組織IS=イスラミックステートの支配地域への空爆を続けているフランス軍は、パリの同時テロ事件を受けて新たに地中海に展開した空母からも空爆を始めたことを明らかにし、今後アメリカやロシアと連携しながら攻勢を強めるものとみられます。 AFP通信によりますと、フランスは空母の派遣にあたり、シリア沿岸に軍港があり、軍事作戦を展開しているロシアと先週末から情報面で連携を取っているということです。 また、オランド大統領は24日にアメリカのオバマ大統領と、26日にはプーチン大統領と会談を行い、軍事作戦での協力強化について話し合うことにしていて、今後アメリカやロシアと連携しながら、攻勢を強めるものとみられます。 一方、フランス国内では事件後、警察と軍が追加で合わせて5000人配置され、新たなテロへの警戒を続けています。パリの観光名所シャンゼリゼ通りでは恒例のクリスマス市が開かれ