アパートに侵入して女子高校生に性的暴行を加えようとしたとして、神奈川県警捜査1課は17日、住居侵入と強制性交未遂の疑いで、横浜市港南区丸山台の自称大工、前田力容疑者(44)を逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は7月10日午後8時45分ごろからおよそ15分間にわたって、同区内のアパート内に侵入し、この部屋に住む当時15歳だった高校1年の女子生徒(16)に対し、性的暴行を加えようとしたとしている。 同課によると、前田容疑者は取り調べに対して「当日はパチンコで負け、むしゃくしゃしていた。性交する目的で侵入した」などと供述。車に乗って女性を物色し、女子生徒を発見すると、徒歩で後をつけたとも話しているという。 犯行当時、女子生徒の家族は外出中で、前田容疑者は室内に1人でいた女子生徒を「うるさくしたら殺すよ」などと脅迫。抵抗されるとその場から逃走した。周辺の防犯カメラの映像などから容疑者が浮上した