ブックマーク / blog.tinect.jp (26)

  • 「タスクを切る能力」の本質について。

    もうかなり前の話だ。 ある会社で、「会社案内・パンフレットのリニューアルをする」と言うプロジェクトが持ち上がった。 社長は一人の人物をプロジェクトマネジャーとして任命し、予算を付け、 「後はよろしく」 と、仕事をまかせた。 ところが半年後、ようやく社長は気づいた。 全くプロジェクトが進んでいないことに。 「どうなっているのか」とプロジェクトマネジャーを問い詰めたところ、彼は外注に丸投げしたまま、何もしていなかった。 外注側も、仕様が固まらず、プロジェクトは完全にスタックしていた。 社長は彼に話を聞いたが、彼は「外注から返事が無くて」の一点張り。そこで、社長は彼に要求した。「資料を出せ」と。 ところが彼は「出せない」という。 何か隠しているのではないか、おかしいのでは、ということで、皆でメールのやり取りや資料などを調べると、実質、彼が事実上、「外注に依頼をし、あとは当に何もしていない」こと

    「タスクを切る能力」の本質について。
    asamaru
    asamaru 2024/05/01
    「適切にタスクを切る能力」というより、「適切にタスクを切り続ける能力」になるので、疲れた時は大変。
  • 「自己啓発」や「自己実現」の次に、どのような価値観が到来するのか?

    先月下旬、「自分のやりたいことをやったほうが良いという考えが時代遅れになり」「そうでない価値観に変わるのではないか?」といったツイートを見かけた。 自己啓発や自己実現の時代のネクストは何か? といった話でもあったため、個人的に強い興味をおぼえた。 今後20年で「人は、自分のやりたいことをやったほうが良い」という考えが流行らなくなり、別の価値観になりそうな気がしてます。 ここが戦後アメリカからはじまった自己啓発ブームの終着点かもしれない。 — けんすう (@kensuu) 2023年1月22日 このツイートだけでは、投稿主であるけんすうさんの考えはわかりにくいかもしれない。が、その後の投稿には 「自分のやりたいことをやったほうが良いけれども自分のやりたいことがわからない人が大勢いる」 「能力主義の公正性がはっきりしなくなってきている」 とも書かれていて、個人主義に根差した現在の競争社会とその

    「自己啓発」や「自己実現」の次に、どのような価値観が到来するのか?
    asamaru
    asamaru 2023/02/10
    自己DX(意味不明)
  • 「実力主義なら面倒な人間関係は必要ない」はむしろ逆で、ドイツでは出世にコネ必須。

    ドイツ移住してからもうだいぶ経つが、実際に暮らしてみて、イメージとはちがうことが多々あった。 ドイツ人だって「かわいいね」とお世辞をいうし、地域によってはビールよりワインが好まれるし、みんなそこまで時間に正確なわけでもない。 そんななかで一番驚いたのが、ドイツ人がバリバリ残業して、そこそこ頻繁に職場の飲み会に顔を出していることだ。 え、ドイツ人って定時に帰るんじゃないの? 職場の人間関係はドライで、プライベートは別なんじゃないの? 最初はびっくりしたが、だんだんと、「実力主義になればなるほど飲み会が大事になる」という、イメージとは真逆の現実が見えてきた。 イメージとちがう!定時に帰るドライなドイツ人はどこ? 少し前、こんなツイートがバズっていた。 アメリカの会社で生き残る方法としては朝ちょっと早めに行ったり、定時の後他のチームメイトに手伝えることありませんかと声掛けして確認し無償残業した

    「実力主義なら面倒な人間関係は必要ない」はむしろ逆で、ドイツでは出世にコネ必須。
    asamaru
    asamaru 2023/01/26
    欧州でもコネや人脈がなしやってる人はいるから無理はしなくてもいい。けど自分はさておいたとしてもこの仕事ではキーパーソン同士のつながりがどう効いているかといった文脈の理解力がないと、とにかく損をする。
  • プライベートを開示してくれる部下のほうがマネージメントしやすい

    プライベートに干渉してくる上司はうざい。 仕事仕事、プライベートはプライベート。 いちいち口を出してくるのはハラスメント。 社員同士が家族ぐるみの付き合いをし、社内結婚が一般的だった時代と比べ、令和の時代はドライな付き合い方を好む人が多いとされている。 若い社員たちに合わせ、個人的な話を控えている管理職の人もいるだろう。 でも改めて考えると、ふしぎというか、なかなかわがままな要求だと思う。 「プライベートには干渉するな、でも部下のプライベートを尊重しろ」というのは。 1on1で担当した部下が異動を希望…いったいなぜ? 少し前、とある管理職の人が、こんなツイートをしていた。 【個人的な悲報】 部下が社内公募で異動 引き留めるべく話を聞いてみたのですが、結論上司の私が悪いようです。 ちょっと思いのうちをツラツラ書いてみます。 — Rio (@Rio_Marketing) 2022年10月11

    プライベートを開示してくれる部下のほうがマネージメントしやすい
    asamaru
    asamaru 2022/12/22
    プライベート情報は、「内緒です」とサラッと言える関係性を築いてから家族構成を聞くとか、いろいろやり方はあるのよね。そうなるとむしろ聞かなくても自分から教えてくれるし、なんなら相談されたりもする。
  • 『ラーメンと愛国』を読み、ラーメンについて語る。

    おれとラーメン この間おれは、外チェーン店について書かれたについて書いた。 いろいろなチェーン店が紹介されていたが、あまり取り上げられていなかったのがラーメンである。 ラーメンについては、現在のバーミヤンラーメンがいかに進化しているくらいだろうか。あと、日高屋。 それもそのはず、後述するが、ラーメン屋は資のチェーンによる寡占化を逃れている外店である。 有名なチェーン店はいくつかあるが、「ガスト」(すかいらーくグループ)のような存在はないということだ。 そもそも、いま40代のおれが子供心に思い出すに、近所のラーメン屋というものは、やはり個人店だった。 ラーメン屋というか、今の言葉でいえば「町中華」ということになる。ラーメン専門店というイメージはない。 そんなラーメン屋の、原初の思い出となると、子供会のソフトボール大会の打ち上げで、それなりに大勢の大人と子供で一軒の中華料理屋に入ったと

    『ラーメンと愛国』を読み、ラーメンについて語る。
    asamaru
    asamaru 2022/08/16
    面白かった
  • 老朽化していく築十数年のマンションというのは、まさに「日本」そのものだなと思った話。

    先日、僕が住んでいるマンションで、管理組合の総会が行われました。 総会、とはいっても、新型コロナウイルス感染予防への配慮もあり、基的には事前に配布した議案に対する回答や委任状に基づいて、必要最低限の参加者で議決する……はずだったのです。 僕自身、何年か前に管理組合の役員の順番がまわってきたとき以来、ほとんど総会には参加していなかったのですが、今回、諸事情(というか、また順番がまわってきただけなのですけど)で参加してみて、現在のマンション事情を痛感することになりました。 僕が住んでいるマンションは、築十数年で、昨年、大規模修繕工事を終えたばかりです。 立地は良いほうだと思うし、修繕も終えて、まあ、しばらくは大丈夫だな、人口が減っていき、みんなが街の中心部に集まりつつある日で郊外の一軒家に住むより、マンションのほうが便利だし、この先も安泰だろう、と思っていたのです。 ところが、マンション

    老朽化していく築十数年のマンションというのは、まさに「日本」そのものだなと思った話。
    asamaru
    asamaru 2020/10/06
    利回りが下がるから投資家は嫌がる。けど、高い修繕積立金でコンセンサスが取れているということは、ものすごく大きい。
  • 「叩いて構わない奴は、とことん叩いていい社会」を、子どもたちは見て育つ。

    オンラインでもオフラインでもしばしば思うことがある。 今日の日社会では、ネットであれテレビであれ 「バッシングを公認されるような過失・落度のある相手は、どれだけ叩いても構わない。その際、相手がどうなるかは配慮しなくて構わない。それが社会だ と言いたくなる風景がしばしばみられる。 なにか不祥事や事故があったら、法的責任が問われるだけでは済むとは限らない。 その責任者は罵倒され、ときには土下座させられる。 法的責任を追求するのとは別に、“感情を納得させる”ために罵倒すること・土下座させることを正義とみなす空気が発生することもある。 もちろん、そうした罵倒や土下座に警察が口出しをすることはない。 最近になってようやく、マスメディアが苦言を呈するようになったぐらいだ(ただし、マスメディアが煽ることもまだある)。 罵倒や土下座強要は、被害届を受理するほどのものではないし、仮にそれで誰かがうつ病にな

    「叩いて構わない奴は、とことん叩いていい社会」を、子どもたちは見て育つ。
    asamaru
    asamaru 2020/09/04
    むしろ、芸能や不倫とかのくだらないトピックに異常にヒートアップしてる大人たちを見て、冷ややかに育ちそうだけど。
  • 「言い切る人」が強すぎる。

    私はコンサルタントだった時、上司から 「コンサルタントは意思決定するな」と口を酸っぱくして言われた。 「特に人事。人事に関しては、意見表明もできる限り避けること」 とまで言われた。 例えば、「ウチの取締役、どう思う?」など、人の印象について聞いてくる経営者は少なくない。 確かに、結構怖い質問だ。 その一言が、どのように波及するかわからないのだから。 それに対しては 「社長のお考えを聞きたく」と言い、はぐらかせ、というのだ。 要するに、リスクヘッジである。 「それでも、意見を求められたら、どうしますか?」と質問すると、 「それを言える立場ではないと言いなさい」と指導された。 * しかし後日、一人の経営者に意見を求められた時のこと。 社長は「あいつのパフォーマンスについて、どう思う。」と私に尋ねた。 あー、答えちゃいけないやつだ、と思い、「社長のお考えを聞きたく」というと、 「意見を求められた

    「言い切る人」が強すぎる。
    asamaru
    asamaru 2020/06/18
    社長は代表者だが決して独裁者ではなく、取締役を全て掌握できているわけでもない。カウンターパートが社長の場合は熟慮の上で価値判断に踏み込んでもいいと思うけど、副社長だと心中するか殺されるかの死のロード
  • 最近の新人は「好青年」と「才媛」ばかり。けれど素直に喜べない私。

    感染騒動があるとはいえ2020年度が始まり、新成人がやってきた。 医療の世界もそれは例外ではないが、ここ数年、私はルーキーに少しびびってしまっている。 というのも、研修医のクオリティが年々高くなっているように感じられるからだ。 「はじめまして。4月からお世話になります○○と申します。××大学の出身で、△△科志望です。どうかよろしくお願いいたします……。」 いまどきの研修医たちは、こういった挨拶をごく自然にこなしてみせる。 カリキュラムの確認もそつがなく、課題はきっちりやってのける。 ハキハキしていて、ポジティブで、要領が良く、理解力にも優れている。 “好青年”とか”才媛”といった言葉の似あう若者たちだ。 私がルーキーだった頃、こんなに若者たちはキラキラしていただろうか? いや、私も含め、冴えない研修医や行儀作法のなっていない研修医、要領の悪い研修医がもっとたくさんいたはずだ。 キラキラして

    最近の新人は「好青年」と「才媛」ばかり。けれど素直に喜べない私。
    asamaru
    asamaru 2020/05/08
    最近の子は「どう見えるか」を意識するよう教わってる。当然それぞれ悩みや色んな思いがあるけど、外から見えづらいのだと思う。
  • 「会議でトンチンカンな発言をするベテランエンジニア」の、深い洞察。

    まだ駆け出しの頃に私が働いていた会社で、会議やミーティングで「開口一番見当違いのことを言う人」がいました。 その人のことを、仮にYさんと呼びます。 Yさんはベテランのエンジニアで、その時点で既に枯れていたある技術について、極めて深い知見を持った人でした。 一方新しい技術についてはそれ程知識がなく、ご自分でも「技術知識をアップデートするのが大変」というようなことをちょくちょくお話されていました。 気さくで良く笑う方で、若手にも気軽に話しかけられていました。 私も何回か缶コーヒーをおごってもらったことがあります。 Yさんを慕っている人も多い一方、「あの人距離が近すぎて苦手」という人もそこそこの数いた記憶があります。 人見知り多かったんですよ、その会社。パーソナルスペース激広の人がやたらたくさんいました。 で、当時の私には、Yさんについて一つ「不思議だなー」と思っていたことがありまして。 何かし

    「会議でトンチンカンな発言をするベテランエンジニア」の、深い洞察。
    asamaru
    asamaru 2020/04/20
    大昔、新人研修で逆の方向から同じ指摘をされた。「君は正しいと確信したことしか言わないでしょ?最初に間違えた方が早く結論に達するかもしれないのに」と。
  • なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。

    ちょっとまえ、面白い記事をツイッターで拝見した。 企業の採用担当が、面接時に見ているポイントを端的に表現したものだ。 曰く、「事実と意見を分けて説明できるかは圧倒的に重要で、これができない人はかなり厳しい。」とのこと。 クローズな勉強会などで話をしたら好評だったのでブログに書きました / 面接時に見ているポイント – VOYAGE GROUP techlog https://t.co/64ehNAYLAi — Masanori KOGA (@makoga) October 29, 2019 彼がこれを重視する理由としては 「事実と意見を分けて説明するのがうまい人が書いた障害報告書は読みやすい」とある。 確かに読みやすい文章を書く人は、知的能力が高い事が多いので、採用の精度は良いのではないかと推測する。 ただ、この文章を読んで感じるのは、 「なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるの

    なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。
    asamaru
    asamaru 2019/11/05
    認識論かじれば簡単なんだけどね。倫理(ethics)と認識論(Epistemology)、規範(norm)と事実(fact)、記述的(descriptive)と規範的(normative)
  • 仕事ができたあの人は、とことん腹黒かった。

    少し前、こんなツイートを見た。 以前も言いましたが「出過ぎた杭は打たれない」と考えるより 『誰も打ちたがらない杭になる』のが一番良いと思います 例えば会社で利己的な欲求を排除し「会社への貢献」を念頭に行動している人は周りが応援するしその人を打とうとする人のことも制する 目指すなら『誰も打ちたがらない杭』一択です — マルコ👔 (@marco_biz_man) August 17, 2019 「利己的な欲求を排除し、会社への貢献を念頭に行動する」は、経営者や管理職がいかにも好みそうな話だし、なんとなく「いい話」っぽいのだが、実務的には、私は少し異なった考え方を持っている。 * 私が駆け出しのコンサルタントだった頃。 ようやく現場のプロジェクトを仕切らせてもらうほどの経験を積んだときのことだ。 そのプロジェクトは、業務プロセスに関するもので、業務フローの作成が必要だったので、私はクライアント

    仕事ができたあの人は、とことん腹黒かった。
    asamaru
    asamaru 2019/09/17
    これは、prudentという単語で表現される人物について。哲学者には非難され、商売人や政治家としては賞賛される。プラトンもカントも、ヒュームも話題にしてる。
  • 上司は8割が「適切に評価している」と考えているが、部下は6割以上が「そう思えない」という深刻な人事のミスマッチを、どう変えたらよいか。

    ホーム > 上司は8割が「適切に評価している」と考えているが、部下は6割以上が「そう思えない」という深刻な人事のミスマッチを、どう変えたらよいか。 どうもしんざきです。 しんざきは一応中間管理職なのですが、どうも「人を評価する」というのが今ひとつ苦手でして、毎年上半期も終わりにさしかかるこの時期になると、人事の中間評価で気が重くなります。 最近、「なぜ上司が部下の評価をしなくてはならないのか?」「部下の評価をするのは、当に上司であるべきなのか?」ということを考えています。 人事評価というのは何のためにあるかというと、基的には「従業員のモチベーションアップ」と「人材育成」のためです。 つまり、がんばって成果を出した人が適切に評価されて、給与が上がったり、昇進したりする。 それを目指して、従業員が成果を出そうと努力する。あるいはがんばる気になる、モチベーションの維持と向上という側面。 また

    上司は8割が「適切に評価している」と考えているが、部下は6割以上が「そう思えない」という深刻な人事のミスマッチを、どう変えたらよいか。
    asamaru
    asamaru 2019/09/06
    それは見えてる光景が違うのと、相対評価だから仕方がない。
  • 「マネージャー不要」という人いますけど、大抵の人はマネージャーが管理してくれないと仕事ができないんです。

    ホーム > 「マネージャー不要」という人いますけど、大抵の人はマネージャーが管理してくれないと仕事ができないんです。 こんな記事を拝読しました。 どう考えてもマネージャなんて不要だからそれで上手くいくなんて期待しない方がいい 色んなマネージャがいる。何をやる仕事だろうか?役に立ってる?要らないだろ?って話をまとめたい。 別段批判という訳ではないんですが、思ったことを書きます。 私はシステム関係の仕事をしておりますので、この話を「一般的なシステム開発におけるマネージャーの仕事」の話として解釈してみます。 数人から十数人程度のメンバーが、それぞれ細分化されたタスクを割り振られて、当該タスクの達成を日々のミッションとして働いている現場と、その現場をまとめているマネージャーを想定しましょう。 で、そのマネージャーが不要かどうか、と考えます。 web上で「マネージャー不要論」というものを目にする機会

    「マネージャー不要」という人いますけど、大抵の人はマネージャーが管理してくれないと仕事ができないんです。
    asamaru
    asamaru 2019/07/12
    ビジネスが伸びない中、年功序列を続けてるので、管理職待機組が増える。そこで部署を割ったり、課長代理、副部長等をつけて、管理層を増やす。すると、権限のない不要なマネージャーだらけの組織になる。
  • 「会社辞めたい」という若手に「我慢したほうがいい」と「すぐ辞めるべき」のどちらが正しいか?

    この時期の風物詩、とも言える話題がある。 それは、新社会人の「会社辞めたい」だ。 Tweetのバリエーションが豊富で、とても面白い。 今日の退職届のコーナー 新卒で入った会社を辞めたい人向け 印刷して自由に提出してね。 pic.twitter.com/QVgfjxpZgb — 退職届 (@taisyoku_todoke) 2019年4月13日 【新卒で入社したけど辞めたいと思っている人へ】 「辞めたい」と思いながら、それでも毎日コツコツ働くあなたをわたしは尊敬します。 会社辞めた自慢は気にしなくていい。#WEB漫画 #新卒 #会社辞めたい pic.twitter.com/lm6ohh7LcV — 小池ぬーみん (@numinkoike) 2019年4月11日 また、それに対して(自称)大人たちが、余計なアドバイスをする、という構図が大変面白い。 私もこのビッグウェーブに乗りたく、一つ書いて

    「会社辞めたい」という若手に「我慢したほうがいい」と「すぐ辞めるべき」のどちらが正しいか?
    asamaru
    asamaru 2019/04/25
    「辞めない」と「辞める」の選択肢は不利なので「Aに残る」と「Bにいく」(もちろん転職でなくともいい)の選択肢にするよう言う。病気の時は休職をすすめる。
  • 語彙力がとても重要なのは、検索が「知っていること」しか教えてくれないから。

    最近、テトリスが我が家ではブームになっています。 というのも、ニンテンドースイッチのオンラインサービスとして、『テトリス99』なる対戦テトリスゲームが遊べるようになったからです。 この対戦テトリスは合計99人で争われるバトルロワイヤル形式で、一見、とても難しそうにみえますが、最初はブロックの落下速度がゆっくりなので初心者でもそれなり遊べます。 上手な人同士が勝手に潰しあってくれたり、途中で嫌になってやめてくれる人もいるので、10位ぐらいまでならちょっと頑張れば入れるのではないかと思います。 ただ、残り10人ぐらいになるとさすがに難しいというか、ブロックの落下速度も速くなり、慣れやテクニックが求められてくるのですが。 でもって、子どもが「テトリスの良い動画が観たい」といってパソコンで動画検索をはじめていました。 さすがに今時の子どもというか、わからないことは文章で検索する前に動画検索で調べる

    語彙力がとても重要なのは、検索が「知っていること」しか教えてくれないから。
  • 「こじらせ高学歴」が、学歴から自由でいられる方法について。

    この記事で書きたいことは、 ・東大をはじめとする高学歴エリートの中には、「周囲からの評価・期待」と「自己評価・プライド」と「実際の自分の能力」それぞれのギャップに苦しんで、自意識をこじらせてしまう人がそれなりの数いる ・高学歴の人にも当然得意分野と苦手分野というものはあり、苦手分野については人並みかそれ以下の能力しかない ・けれど、「高学歴」というラベルが能力全般について勘違いさせてしまう効能は割と強い ・高学歴による精神的バフで苦手分野に思い切り突っ込むのはこじらせ道への第一歩 ・学歴なんてただのツールなんだから、使える場面では使うし使えない場面では忘れる、くらいのスタンスでいた方が楽だよね 大体上記のような内容になります。よろしくお願いします。 ということで、言いたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 先日、こんな記事を拝読しました。 東大・京大・早慶

    「こじらせ高学歴」が、学歴から自由でいられる方法について。
    asamaru
    asamaru 2018/12/27
    幼少の頃から50年前の成績にこだわり続ける昭和の高学歴に囲まれていたので、平成が終わる今、このような自意識が「拗らせている」と言われる程度には、日本社会もまともになってきたのだと思う。
  • 絶対的な貧困よりも、主観的な貧困が問題になる時代がやってきた。

    何かと「格差」「貧困」が話題となる昨今だ。 先日多くの人に読まれていた記事も、「格差」や「貧困」に関連して評している人も多かったように感じる。 参考:人手不足なのに給料が上がらないのは、経営者の強欲のせいではなく、仕事に要求される能力が高くなったから。 だが、事実としては、世界的に貧困は解決しつつあり「中間層」も増えている。 アジアでは、極度の貧困の中で暮らす人々の割合は一九八〇年に人口の七七パーセントを占めていたが、一九九八年には一四パーセントまで激減した。(中略) 多くの貧困諸国の急激な経済成長と、その結果生じる貧困の減少は、「グローバル中間層」の増加も後押ししている。 世界銀行によれば、二〇〇六年以降、二八カ国のかつての「低所得国」が、いわゆる「中所得国」の仲間入りを果たしたという。 グローバル経済に参加することができ、豊かに暮らすことができる人が急激に増えているのは、誠に喜ばしい、

    絶対的な貧困よりも、主観的な貧困が問題になる時代がやってきた。
    asamaru
    asamaru 2018/12/03
    そもそも効用主義が主観をベースにしているが、それを批判したセンの潜在能力論の方が妥当だと思う。あまりに貧しく1日1食で「満足」してしまう貧困層、スーツが買えないと就職活動すらできない都市の社会的貧困層。
  • 「責任」を持って仕事をする、名もなき人々を、心から尊敬する | Books&Apps

    「クライアントの社内会議への出席」は、コンサルタントの仕事としてはごく一般的だ。 「社外の専門家の意見がほしい」という依頼が一般的だが、中には「どの管理職が優秀かを見てほしい」とか「会議のやり方について意見がほしい」といったものもある。 今回ご紹介したいのは、その会議の場での、一人の営業の話だ。 クライアントは、ハイテク製品のメーカーで、会議の内容は、営業戦略を検討することだった。 最近業績が振るわないため、社長から 「下期は、抜的に営業の動きを変えるように」 という指示が出ていた。 だが、部長を含め、営業部の幹部たちは、悩んでいた。 なぜか。それは営業の不振の理由が、「営業部」だけのものではないからだ。 多くの方がご存知の通り、会社の競争力は、営業力だけに依るものではない。 そもそもターゲットとするマーケットの狙い方や、自社製品の品質、競合製品の強さ、製品のサポート体制など、様々な要因

    「責任」を持って仕事をする、名もなき人々を、心から尊敬する | Books&Apps
    asamaru
    asamaru 2018/10/10
    素晴らしい
  • いくら正しくても、失礼だと敵視され、殺されてしまう。

    どの会社にも、どんなコミュニティにも一定数、「失礼な人たち」がいる。 「失礼」は抽象的な表現であり、相対的なものなので、当然、ある人が失礼と感じることが、他の人にはそうではないことがたくさんある。 だが、「失礼」は確かに存在している。 「論語」によれば、失礼というのは、慎みと敬意がない、ということである。 例えば、インターネットではよく見かけるが、相手に「バカ」「無能」と言ってしまうのは、失礼にあたる。 同じように、誰かが間違ったことをした時に、皆の目の前で「間違っている」と批判することも、失礼な行為だ。 ◆ 以前、こんなことがあった。 その企業は小さなシステム開発会社で、ワンマン経営をしている社長がいた。 そして、その社長は思い込みの強いタイプで、会議でよく間違ったことを言った。 例えばこんな具合だ。 「ソフトの品質が悪いのは、仕事への思い入れが足りないからだ!」 現実的には、ソフトの品

    いくら正しくても、失礼だと敵視され、殺されてしまう。
    asamaru
    asamaru 2018/03/22
    ソクラテスは、失礼だから殺されたのではなく、正しかったから殺された(本当に正しかったのかどうかは別論)。なおこの論は、「ゴルギアス」の対話がテーマ的に近いと思う。