このたび同社が公開する人工知能ボット(人間に代わって自動的に実行するプログラム)は、「アパホテル」の元谷芙美子社長がモデルとなっており、人工知能対話システムによってホテルのフロント業務のデモンストレーションが披露されるという。 また、今回のデモンストレーションで使用するシステム「MINARAI」は、ホテルフロント受付システムのコンセプトプロトタイプ。 "人工知能OJT"をコンセプトとした同システムの最大の特徴は「人工知能と人との協業」がフローに組み込まれていること。来客と人工知能との会話が破たんした際は、人間のオペレーターにバトンタッチしてその後の対応を引き継ぐだけでなく、その会話パターンを人工知能が学習する事でより高度な対話を実現できるようになるという。現状は日本語と英語に対応しているが、他のさまざまな言語にも対応可能だとしている。