プロ野球・巨人の6年目の外野手、柿澤貴裕選手が1軍で活躍する主力選手などの野球用具を選手ロッカーから盗んで売却していたとして、球団は7日付けで柿澤選手との契約を解除しました。 球団では、先月下旬に別の選手から「ユニフォームが買い取り専門店のネットオークションに出品されている」という相談があったことから、球団が防犯カメラの映像を調べたところ、柿澤選手が盗み出す様子が映っていたということです。 盗んだ用具の中には、阿部慎之助選手のバットや菅野智之投手のグラブなど、1軍の主力選手のものも含まれていて、柿澤選手は球団の聞き取りに対し「消費者金融から借金するなど、生活費に困窮していた」と認めたということです。 このため球団は7日付けで柿澤選手との契約を解除しました。 柿澤選手は、「ライバルであり、仲間だと思って一緒にやってきた選手を裏切ってしまい申し訳ありませんでした」とコメントしています。 柿澤選