香港の警察が詐欺被害の防止を呼びかけるために公開したキャラクターが日本の人気漫画「鬼滅の刃」の主人公をまねたものだとしてSNS上では「著作権の侵害だ」などと批判の声があがっています。 香港の警察は、今月詐欺被害の防止を広く呼びかけるためぶどうをモチーフにしたとみられるキャラクターをフェイスブック上で公開しました。 このキャラクターは「ぶどう治郎」と名乗り、市松模様の服に黒い刀を持っているのが特徴です。 SNS上では現在、映画が記録的ヒットとなっている人気漫画の「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎をまねたものだとして「ぶどうという以外、ほとんどコピーだ」といった指摘や「著作権の侵害だ」と警察の対応を批判する意見が書き込まれています。 香港では一連の抗議活動を受けて民主派の警察に対する不信感が強く、民主活動家の周庭氏も、ツイッター上で「『鬼滅の刃』が香港警察の宣伝道具になるのは悲しい」などとコメン