NHK Eテレで早朝に放送されている教養バラエティ「シャキーン!」が、今年3月をもって放送終了となる。 パイロット版を経て2008年にレギュラー放送がスタートした「シャキーン!」は、登校前の子供たちが“シャキーン!”と目覚めることを目的に、クイズやゲームなどさまざまなコーナーで構成された15分間のエンタテインメント番組。通好みのアーティストを多数起用した歌のコーナー「シャキーン!ミュージック」をはじめ、意外なミュージシャンが時折登場し、音楽ファンからも熱い注目を浴びている。 この記事では放送終了を機に、これまで番組制作に関わった3人のスタッフに、音楽面を軸にした取材を実施。前編ではディレクターの和賀博史氏と、音楽担当のサキタハヂメ氏に、これまでの番組作りの裏側を振り返ってもらった。 取材・文 / 橋本尚平 「音相撲」から「サウンドランナー」まで、増えていく新種目レギュラー放送開始からの14