政府の中長期のエネルギー戦略を巡り、関係閣僚から脱原発を目指す発言が出ている。古川元久国家戦略相は21日の閣議後の記者会見で「原発に依存しない社会をつくっていく」と述べた。細野豪志環境相も脱原発が望ましいとしつつ、「原子力技術は国内でも国際的にも不可欠」と指摘。閣僚間で見解の相違もみられた。環境相は「原子力がない世界が望ましいとの思いを持っている」と語ったうえで、東京電力福島第1原発の廃炉に3
政府の中長期のエネルギー戦略を巡り、関係閣僚から脱原発を目指す発言が出ている。古川元久国家戦略相は21日の閣議後の記者会見で「原発に依存しない社会をつくっていく」と述べた。細野豪志環境相も脱原発が望ましいとしつつ、「原子力技術は国内でも国際的にも不可欠」と指摘。閣僚間で見解の相違もみられた。環境相は「原子力がない世界が望ましいとの思いを持っている」と語ったうえで、東京電力福島第1原発の廃炉に3
吉田昌郎・福島第1原発前所長のビデオでの発言全文は次の通り。 −−第1原発の現場の声を伝えてほしい。 ◆昨年の大震災、それから私たちの発電所の事故で福島県の地元の方々に本当にご迷惑をおかけしている。この場で深くおわび申し上げる。まだしばらくこういう状況が続くが、我々も全力を挙げて復旧しており、ご理解をお願いする。本来ならこの講演会に自分で出てきたいと思っていたが、昨年末から病気でずっと入院していてまだ体力が回復していない。そういう中でこういうビデオレターということで失礼する。政府などの事故調査委員会が開催されている中で、なかなか一般のマスコミの方に我々の生の声を届けるわけにはいかないと思っていた。事故調査委員会が一段落するまでは変な形でお話しをすることはルール違反になると私は思っていた。そういう中で(今回)話を聞いていただけるということは大変ありがたいと思っている。 −−発電所からの全面撤
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