4月のロイヤルウェディングでケイト・ミドルトン(現ケンブリッジ公爵夫人キャサリン)に素晴らしいウェディングドレスを献上したサラ・バートンにとって、今回はマックイーン亡き後の「アレキサンダー・マックイーン」で3度目のショウ。マックイーンから学んだスタイルと技を見事に、彼女なりの解釈で披露してくれた。 「サラは期待の重さに負けない女だ」と評したのは、UK版『VOGUE』編集長のアレクサンドラ・シュルマン。「マックイーンが好んだスタイルをすべて採り入れ、そこへ軽やかさを加えていた。素晴らしいし、自信に満ちている」。 コルセット使いもテイラリングも、頭に巻いたレース(やがては顔を被うマスクとなり、モデルの顔を消していた)も、急逝したマックイーンが愛したもの。かっちりしたジャケットに細いスカートの組み合わせもそうだが、マックイーンのそれよりはソフト。服に人間を閉じ込めるのではなく、人間に合わせた服を
レディー・ガガとヴィクトリア・ベッカムが、帽子着用への貢献が認められ、「ヘッドウェア・アソシエイション(帽子協会)」主催による「2012年ホール・オブ・フェイム」に選ばれ、殿堂入りすることが明らかになった。 電話やロブスター、花などをモチーフにした小さなヘッドピースや奇抜な帽子は、ガガの型破りなワードローブの極めて重要な要素。一方、ヴィクトリアは、ロイヤルウエディングなどのイベントでフィリップ トレーシーの帽子を着用したのに加え、自身の2012年春夏のショウでは、スティーブン・ジョーンズのものを起用している。 米『ニューヨーク・デイリーニューズ』紙によると、103年の歴史を誇る協会は、毎年、帽子をかぶるという意味を再定義した6人に名誉を贈与しているという。また、ヘッドウェア・アソシエイションは同紙に対して、「『ヘッドウェア・ホール・オブ・フェイム』に選ばれた6人の方々は、頻繁に帽子をかぶり
パリ・ファッションウィークが始まる前、ガレス・ピューはあまり多くを語りたがらなかった。でもどうやら先シーズンよりさらに趣向を凝らした独創的な作品になるらしい。「ガレス ピュー」の新作はいつもとびきりユニークで手が込んでいる。一見、どうやって着ればいいのか頭を悩ませるが、最後にはなんとなく合点がいくといった具合だ。 「ガレス ピュー」の2012春夏コレクションは、ムービーで始まった。長くコラボレートしている映像作家ルース・ホグベンが、ファッションイベント「PITTI UOMO 2011」に招待されたガレス・ピューのために制作したもの。やがてケージに閉じ込められたようなモデルが姿を現した。ブラックとホワイトのケージに身を包んだスタイルは何とも独創的でピューらしい。 甲冑のようにも、巨大化した昆虫のようにも見えるシルエット。ジッパーの位置や、ホワイトとブラックのパターンに合わせたネイルがますます
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