スマートフォンのカメラで撮影・保存するのが前提の手書きノート。この斬新なコンセプトを掲げて2011年2月に発売された「ショットノート」(キングジム)は、デジタルガジェット好きのビジネスパーソンを中心に人気を博し、年間販売目標の15万冊を5カ月で達成するヒットとなった。 このヒット商品に、初の本格的なライバルが登場する。ノートのトップメーカー、コクヨS&Tが9月7日に発売する「CamiApp(キャミアップ)」はショットノートと同じ、スマートフォンで撮影・保存する用途に特化したノート(関連記事)。カメラの画角にピッタリと合わせずに撮影しても、傾きやサイズを自動補正してくれるというコンセプトは全く同じだ。ただ、後発の強みを生かし、先行商品を徹底的に研究したうえで開発されているため、短期間でショットノートを抜き去る可能性も十分に秘めた商品だ。