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ブックマーク / takpluspluslog.blog.ss-blog.jp (14)

  • 「今年のイメージ」と現実のシェイク: Word Piece >>by Tak.

    新しい年。 アウトライナーの中に、今年の目標、じゃなくて「今年のイメージ」を書く。 こういうとき、ついつい箇条書きにしてしまいがちだけど、そうするとどうしてもタスクっぽくなる。そして個別の項目に手を付けたとか完了したとか、そういうレベルで捉えてしまう。 だから「今年のイメージ」は、箇条書きではなく簡潔な「文章」にする。なるべく短く簡潔に。一段落が理想だ。難しければ、ラフにフリーライティングしてみてから圧縮する。 頭の中には「やりたいこと」がある。願望や欲望がある。ありたい自分の姿がある。やるべきこともある。それらを思い描き、目に見えるようにするのが、「イメージ」を文章化する目的だ。 もちろん、人生は思い通りにならない。日々降りかかってくるタスクがある。思いもよらない障害が現れる。いくらイメージを描いたところで、その通りになることはまずない。 それでも「今年のイメージ」を描き、それを意識して

    「今年のイメージ」と現実のシェイク: Word Piece >>by Tak.
  • アウトライナーフリーク的タスク管理論・序説: Word Piece >>by Tak.

    タスクリストとは何か タスクリストを気で作ってみたことのある人はよくわかると思うのですが、その量にしばしば圧倒されることになります。これはどんなツールを使おうと同様です。 率直に言って、タスクリストを作っていると、他人の要求で人生の時間が全て埋まってしまうような感覚を抱きます。ちちろん、やりたいことばかりして暮らすわけにはいかないことは、大人だから知っています。それでも、釈然としないものが残ります。これは現代人の幸福に対する大きな挑戦だとさえ思います。 そして、昔から深く考えさせられてしまうのは、どんな手法を使うにしても、毎日たくさんのタスクが未完了のまま残るということです。与えられた時間の中では到底こなしきれない量の作業があるので、当たり前といえば当たり前です。 タスクリストには、書き出したまま終わらなかったものが大量にたまっています。その多くは手を付けることさえできていません。しかも

    アウトライナーフリーク的タスク管理論・序説: Word Piece >>by Tak.
  • 思考のOSとしてのアウトライナー、生活デザインのアプリケーション: Word Piece >>by Tak.

    少し前に書いた「思考の流れを阻害しないタスク管理の道具」の続き。 この記事で、WorkFlowy上のタスク管理用アウトラインを紹介しながら、アウトライナーは一種の「思考のOS」なのだと書いた。 これってけっこう重要なポイントだという気がするので、タスク管理用のアウトラインを例にもうちょっとイメージを掘り下げてみる。 ■ 上の記事で紹介したタスク管理用アウトラインを、ここのところかなり真剣に使っている。今のところとても使い心地がいい。 アウトラインの現在の構造はこんな感じ。 もともとはWorkFlowyのブログで紹介されたこちらの記事を参考にしているけど、 使っているうちに原型をとどめないほど変化した(自分自身の前記事からもかなり変わってる)。 使いながらニーズに合わせてどんどん構造を変えていけること自体がアウトライナーを使うことのメリットだ。 ■ タイトルにあたる最上位階層は変わらず「Cl

    思考のOSとしてのアウトライナー、生活デザインのアプリケーション: Word Piece >>by Tak.
  • アウトライン操作の〈型〉 (7)〈型〉を意識すること: Word Piece >>by Tak.

  • アウトライン操作の〈型〉 (6)ソーティング(並べ替え): Word Piece >>by Tak.

  • アウトライン操作の〈型〉 (5)レベルアップ(上位階層への移動): Word Piece >>by Tak.

    前の記事: アウトライン操作の〈型〉 (4)グルーピング(分類) レベルアップは、上位の階層を作ることです。 これはグルーピングと似ているようで異なります。グルーピングが単純な「分類」なのに対して、レベルアップはその項目を含む新たな階層を見つけることです。つまり「階層を上がる」ことです。 レベルアップは、アウトライン・プロセッシングによって〈文章を書き、考える〉際に、非常に重要な働きをします。 レベルアップが行われるのは、たとえば以下のような場面です。 統合 複数の項目を統合して一つの項目にすること。要するにブレイクダウンのところで出てきた「要素分解」の逆です。 場合によっては単に下位項目を連結するだけで済んでしまうこともあるし、その後に大幅に修正することもあります。 私はセンテンスの要素を項目として書きだしていって、後から統合(結合)して文章にすることをよくやります。ここではセンテンスの

    アウトライン操作の〈型〉 (5)レベルアップ(上位階層への移動): Word Piece >>by Tak.
  • アウトライン操作の〈型〉 (4)グルーピング(分類): Word Piece >>by Tak.

    前の記事: アウトライン操作の〈型〉 (3)ブレイクダウン(細分化) グルーピングは、文字通り項目をグループに分類して整理することです。 グループのタイトルとなる項目をつくり、その下に該当する項目を振り分けていきます。あるいは既存の項目の下に振り分けていきます。 グルーピングを行うのは、たとえば以下のような場面です。 カテゴライズ カテゴリーやジャンルで分類することです。 たとえば好きなレストランをフランス料理中国料理、日料理などに分類したりするようなことです。 共通性・類似性・親和性 カテゴライズに似ていますが、その場面での必要に応じて恣意的に分類することです。 言葉で根拠を示せなくても「これとこれは関係がありそうだ」とか、この項目はあそこに含まれそうだという恣意的な分類をする場面は数多くあります。 条件分類 ある条件に当てはまる/当てはまらない、満たす/満たさないなどで分類すること

    アウトライン操作の〈型〉 (4)グルーピング(分類): Word Piece >>by Tak.
  • アウトライン操作の〈型〉 (3)ブレイクダウン(細分化): Word Piece >>by Tak.

  • アウトライン操作の〈型〉 (2)リスティング(箇条書き): Word Piece >>by Tak.

    askmt
    askmt 2016/01/21
  • アウトライン操作の〈型〉 (1)アウトラインの操作とは何をすることか?: Word Piece >>by Tak.

    『アウトライン・プロセッシング入門』に書ききれなかったことのひとつ。 ■ アウトライナーは、アウトラインを操作するための機能を持っています。 もっとも基的なものは 「アウトラインを表示する機能」 「アウトラインを折りたたむ機能」 「アウトラインを入れ替える機能」 の三つです。 「アウトラインを表示する機能」は、インデント(字下げ)によってアウトラインの階層関係を視覚的に表示する機能です。 「アウトラインを折りたたむ機能」は、指定した階層以下の項目をかくしてしまうことで、アウトラインの概要を把握しやすくする機能です。 「アウトラインを入れ替える機能」とは、項目をマウスやキーの操作で自由に移動する機能です。たとえ上位の項目を移動すれば、従属する下位の項目も(たとえ折りたたまれて非表示になっていても)いっしょに移動します。 この三つのシンプルな機能を組み合わせることで、アウトラインを自由自在に

    アウトライン操作の〈型〉 (1)アウトラインの操作とは何をすることか?: Word Piece >>by Tak.
    askmt
    askmt 2016/01/21
  • タスク管理アプリとタスクエディタ: Word Piece >>by Tak.

    長い間、タスク管理のツールや手法を遍歴してきました。 大学生の頃にブームだったシステム手帳。カードや付箋を使ったシステム。パソコンのスケジュール管理ソフトやPIMソフト(ロータスオーガナイザー、覚えてますか?)。Palmに代表されるPDA。GTD(Getting Things Done)。そしてその影響下にある各種タスク管理アプリ。 その手のことが趣味的に好きだということもありますが、あちこちふらふらするというのは、要するにひとつのことが続かないということです。 気持ちが乗っていたり、余裕があったりするときには、様々なツールや手法を学び、生活の中に実装していくこと自体が楽しいものです。でも、切羽詰まった緊急事態になると、そんなことは言っていられなくなります。 ■ ときおり、タスクやスケジュールが破綻に瀕することがあります。 ミスやクレームによって作業の手戻りが発生した。スケジュールの見積も

    タスク管理アプリとタスクエディタ: Word Piece >>by Tak.
  • イメージに現実を、タスクリストに意思を: Word Piece >>by Tak.

    自慢じゃないけど、ぼくはいわゆる「タスク管理」については苦手意識を持っている。どこから見ても、タスク管理の達人と呼ばれるような人間ではまったくない。 でも、アウトライン・プロセッシングについて考えることを通じて、タスク管理についても考えさせられたこと、教えられたことががたくさんある。 ■ たとえば、ツールや手法を問わず、日々のタスクを書き出すことをただ続けていると、リストはどんどん膨れあがってくるのが普通。 当たり前のようだけど、タスクリストに登録したタスクを全て消化できることはまずない(絶対に全て終わらないのがタスクリストだ)。 そして多くのタスクがリストの中で賞味期限切れになり、やがて削除されることになる(もしくは、賞味期限切れのまま居座り続けてリストを機能不全にさせる)。 不思議なのは、それでも大抵の場合大きな問題にはならないということ。いや、多少の問題と罪悪感はあるかもしれないけど

    イメージに現実を、タスクリストに意思を: Word Piece >>by Tak.
  • 階層を上がる思考: Word Piece >>by Tak.

    たぶんこれは少し前に書いた「時間の有限、階層の次元」の続き。 階層を上がるなんていうと(特にある世代の人は)「社会階層」をイメージするかもしれないけど、そうではないよ。「アウトライン」の階層の話。 ■ アウトライナーについて人と話していてよく思うことは、アウトラインの中で「階層を下がる(ブレイクダウン)」や「分類(グルーピング)」はイメージしやすいけど、「階層を上がる」ことはイメージしにくいということだ。 でも、アウトライン・プロセッシングを通じて「考える」ときにいちばん大切なことのひとつは、実は「階層を上がる」ことだ(そしていちばんしんどい)。 ■ たとえば「タスクになかなか手を付けられないときには、より細かいタスクに分解してみるといい」という。これはアウトライン的に言えば「階層を下がる」ということだ。わかりやすい。 では「階層を上がる」はどうか。ほとんどの人は、ここで上位の見出しで括る

    階層を上がる思考: Word Piece >>by Tak.
  • 時間の有限、階層の次元: Word Piece >>by Tak.

    時間は短期的にも長期的にも有限だ。 短期的に有限というのは「一日の時間には限りがある」という意味で。長期的に有限というのは文字通り「人は必ず死ぬ」という意味で。 タスク管理はともすると短期的な有限のことばかり意識してしまいがちだ。いかに達成するかとか、いかに優先順位をつけるかとか。 でもアウトライン・プロセッシングが教えてくれることは、ある階層での記述の当の意味は、より上位の階層から見ることではじめて理解できるということだ。 階層は上位から下位まで無限につながっている。そして下位の階層で起きることはなんらかの形で上位の階層に影響を与える。どこかの階層だけを切り離して考えることはできない。 ■ 手をつけにくい複雑なタスク、面倒なタスクは手をつけやすい小さなタスクに分解するといい。これは(真理だと思うけど)アウトライン的に考えると「ひとつ下位の階層に降りていく」ということだ。 これで達成はし

    時間の有限、階層の次元: Word Piece >>by Tak.
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