あなたは、遠くの場所を編集した後にサッと戻りたいと思ったことはありますか? たとえばコーディングをしていてrequire文を書き忘れたために バッファ先頭に戻り、require文を書いてから、 再び元の場所に戻りたいとか、 そんな経験は何度かしていると思います。 実はEmacsには長距離移動をしたときにはmark-ringに現在位置を記憶し、 C-u C-SPCで元の位置に戻れるようになっています。 【Mark Ring】「VimのCtrl-oみたいにマークをたどる」をさらに快適にする設定 で紹介したように、 set-mark-command-repeat-pop を設定すればさらに快適になります。 ですが、もうひとつの方法があります。 buffer-undo-listという編集履歴を格納する変数を使ったものです。 mark-ringに保存してくれないコマンドにも使えるメリットがあります。
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