新緑が眩しい季節となりました。5月は多くの職場で、新入社員研修を終えた新人が、現場に配属され、OJTが始まる時期でもあります。新人教育担当、OJTトレーナーを任され、若さが眩しい新人を前に、「いったいどうやって育てていけばいいんだ」と戸惑っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、新入社員に対するOJT指導の際に参考になりそうな、いくつかのポイントをお伝えしたいと思います。 まず、一番大切なポイントは、「目の前の新人をよく見る」こと。イマドキの新入社員の傾向として、「ゆとり世代で、言われたことしかしない」「コミュニケーション力が乏しい」「飲み会に参加しない」「ちょっと注意するとすぐに心が折れてしまう」……など、いろいろなことが言われます。 確かに若い世代に共通する傾向もありますが、まずは一旦、ステレオタイプな思い込みは全部忘れ、目の前の新人と向き合うことから始めてください