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第150回 「オフレコ破り」、現場はどうなっているのか 政治アナリスト 花岡 信昭氏 2009年3月12日 もうあきれ返るばかりで、小泉元首相ではないが、「笑っちゃう」気分である。「政府高官」発言を巡る一連のどたばた劇だ。結論的に言ってしまえば、政治報道の現場はどこかおかしくなっている。「幼児化症候群」とでも言うべき現象が生じているのではないか。 内閣記者会は日本最大の記者クラブである。政府中枢を取材するのだから、各報道機関とも政治部の中核部隊として位置づけている。それが、「集団的オフレコ破り」を演じてしまったのだ。それも、一定の政治勢力に加担するかたちの展開となったのだから、これは日本の政治報道の汚点として歴史に残る「事件」と言っていいかもしれない。 経緯を振り返ろう。西松建設事件で民主党の小沢一郎代表の公設第1秘書が東京地検に政治資金規正法違反容疑で逮捕されたのが3月3日だ。問題
講演の後の質問コーナーなどで、「左利きの子は矯正するべきかどうか」という質問をときどき受ける。 教育関係の雑誌やネットの子育て相談では、回答者が「直さなくてもいいが、習字だけは右利きの方が有利」とか「両手利きがいいのでは」などと答えているケースも見受けられる。だが、わたしは左利きを右利きに直す必要も両手利きにする必要も一切ないし、そうしてはいけないと考えている。 そもそも左利きを「直す」という言葉自体に、差別的発想がある。 左利きの子は左利きのまま育てた方が、自分の能力を十分に発揮できる。無理に右手でやらされても、もともと右利きの子に機能上かなうはずがない。左手でやれば同じ能力が発揮できるのだ。 習字も左手で上手に書く人はいくらでもいる。わたしの教え子でも左手で書いた書き初め大会で毎年、優勝していた。ほかにも上手な子は何人もいた。 両手利きは、一見、もっともに聞こえる。だが、「な
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