[サンフランシスコ 3日 ロイター] - 米カリフォルニア州フレモントにある米電気自動車(EV)大手テスラTSLA.Oの組立工場では、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、エンジニアを怒鳴り散らしていた。 7月3日、米カリフォルニア州フレモントにある米電気自動車大手テスラの組立工場では、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、エンジニアを怒鳴り散らしていた。写真は2016年7月、フレモントのテスラ工場組立ラインで撮影(2018年 ロイター/Joseph White) 新型セダン「モデル3」の生産をフル回転で続けるため、テスラは他部署から従業員を動員。このため、主力セダン「モデルS」とスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」の生産が滞った。また、従業員は週末もシフトに入ることが義務付けられた。 テスラは、週5000台という「モデル3」の生産目標を達成するため、6月最終週にあらゆる手