久しぶりに履歴書を買ったのだが、僕が学生の頃とは随分様子が違っていた。用紙を折らずに入れられる大型封筒が同封されていたり、写真が簡単に貼れるシールがついていたり、宛名の書き方や面接マニュアルまで載っていたり、当時の履歴書はこんなに親切じゃなかった。また、E-mailアドレスや携帯電話の記入欄も昔のものにはない。そもそもE-mailも携帯電話もなかったのだ。一体どうやって連絡を取り合っていたのか。今思えば不便な時代である。 そして、履歴書を書く時はいつも、必ず2回は失敗していた事も思い出した。それは時代が不便だったからではなく、僕の注意力の問題だ。 記入例として、昭和47年生まれの岡田栄一さんという架空の人物の略歴が載っている。平成7年に東和大学経済学部経済学科を卒業後2つの会社を渡り歩き、現在は3社目を探して就職活動中、という設定のようである。 今回、この岡田栄一さんの略歴を伝えるドメイン