「So-net」を運営するソネットエンタテインメントの吉田憲一郎社長は3月27日、経営方針を都内で説明した。売り上げが過去最高となった接続事業に加え、ペット育成型コミュニケーションサービス「Livly Island」や電子番組表サービスなどに注力。GDHやゲームポットなど、資本参加した企業と連携してエンターテインメント分野を強化していく。2009年度まで年10%以上の増収が目標だ。 同社は3月8日に2007年3月期の連結業績予想を修正し、営業利益が前期比で約5.3倍の34億円になる見通しだと発表した(関連記事参照)。売上高は前期比13.4%増の480億円、経常益は3.8倍の32億円になる見通し。 営業益を押し上げたのはブロードバンド会員の増加。同社の売上高の3分の2は接続料が占めているが、四半期売上高は2005年7~9月期に66億4100万円にまで落ち込んだ。だがFTTHの成長で再び拡大に