現地時間で2007年1月15日、Wikipedia(ウィキペディア)は6周年を迎えました。 が、このWikipediaの前に「Nupedia」(ヌーペディア)というのがあったことはあまり知られていません。Nupediaが開始されたのは2000年3月。今のWikipediaと違い、専門家(基本的に博士号を取得していることが条件)によるフリーな百科事典を目指したものだったのですが、ほとんど記事が投稿されず、2003年9月に停止しています。2000年3月から2003年9月までに掲載された記事はわずか24本。というのも、専門家による査読制度が非常に厳しく、7段階もの過程を要したため。そういう一切を省いたWikipediaの方がいかに優れた仕組みだったのかがよくわかります。 しかし、本当は「Wikipedia」というのはどのような経緯で今のような形になっていったのでしょうか?そして、Wikipedi
ウィキペディアの私に関する項目が、何度も削除されているらしい。いま残っているのは数行の経歴だけだが、これすら間違っている。私は「経済評論家」などと呼ばれたこともないし、名乗ったこともない。私が博士課程を中退したのは、1997年である。 前の記事でも書いたように、私は日本のウィキペディアの品質には疑問をもっているので、このブログでもほとんどリンクを張らない。大部分は英語版の質の悪いダイジェストで、日本語版オリジナルの項目には事実誤認や個人への中傷が多い。西和彦さんの項目などは、学歴や職歴まで間違いだらけで、本人が怒って編集し、大バトルが繰り広げられた末、大部分は削除されて保護されてしまった。 このようにウィキペディア日本版の質が悪い原因は、ウェブで匿名が当たり前になっていることが影響していると思われる。歌田明弘氏によれば、アメリカのブログの8割は実名だが、日本の9割は匿名だという。日本で
ネットレイティングスは18日、2006年11月度のインターネット利用動向の調査結果を発表した。 企業別集計(プロパティ別集計)では、Googleが前月から利用者数を279万人増加させ、ランキングを8位から6位に上げた。Googleは今年に入ってツールバー、ニュース、地図など非検索系サービスを強化したことで利用者数を伸ばしてきたが、動画共有サイトYouTubeの買収がそれを一層加速し、効果が明らかになったかたちだ。 Googleプロパティの月間利用数と順位の推移(家庭のPCからのアクセス) 同社では2006年を振り返って「Web2.0の躍進の一年」と総括し、その代表的なサイトとしてYouTubeとWikipediaを挙げている。 YouTubeは年間を通じた高い利用者数の伸び率を示した。英語でのサービス提供であるにもかかわらず、利用率が全世界を通して日本が最も高いことから、「Web of t
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