色調補正ゼミナールは、前回に続き「トーンカーブ」について。前編と合わせて読めば、トーンカーブのコツがつかめる! 連載第5回目の今回は、「トーンカーブ・応用編」をお届けします。 前回の解説で、トーンカーブとは一体どんなコマンドなのかについて、理屈的な部分を理解いただけたのではないかと思います。 そこでいよいよ、今回は実際にいろいろな画像を調整していきたいと思います! それによって、少しずつ「トーンカーブ」を自分のものにしていただけたら、という狙いです。(通常この連載は単独で読んでもわかるよう配慮しておりますが、トーンカーブは前編・後編という扱いになっております。なるべく前編を先にお読みいただけましたら、よりわかりやすいと思います!) まずは前回の内容をざっくり復習しますと、 トーンカーブのカーブは、 ①カーブを上に曲げると画像が明るくなり、下に曲げると画像が暗くなる。 ②カーブの坂を急にする