食の安全を脅かす問題が後を絶たない。中国で死者を出した有害物質「メラミン」による食品汚染が日本に飛び火した。食品大手「丸大食品」(大阪府高槻市)は20日、中国子会社が製造した菓子などの一部に、メラミンが製品から検出された中国メーカーの牛乳を原料として使っていたと発表。総菜は日本に輸入され全国販売されていた。事故米の転売問題では、カビの付着した事故米から製造した「でんぷん」が、千葉県と長野市で学校給食用の卵焼きに使われていたことも同日、発覚した。消費者の食に対する不安は収まりそうにない。【記事詳細】