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はじめに 面倒なWEBブラウザの定型作業を自動化したくて。 WEBブラウザの自動操作には定番のSeleniumを利用する。 Seleniumは主にウェブブラウザのテストに利用されているが、テスト用途以外でも利用はできる。 なおウェブスクレイピングが目的であれば、scrapeとかgoqueryなどを利用するほうが簡単。 それでもSeleniumを利用するのは、 実際のブラウザが利用できるという点であり、以下のような利点があると思っている。 IEなど特定のブラウザのみをサポートしているサイトの自動操作 ごりごりのJavascriptやFlashを利用されているサイトの自動操作 証跡として画面のスクリーンショットを取得できる 前提知識 WebDriverを介することで、スクリプトとしてJava,C#,Pythonなど多くの言語から利用できる ブラウザごとにWebDriverが用意されており、1つ
今日はスクレイピングの話をします。 今回のターゲットは三菱東京UFJダイレクト。金融機関もウェブサービスを提供するようになり、金にまつわる情報を電子化しやすくなりましたが、かれらが API を提供しているわけではないので、私たちのほうで取得・加工をしてやる必要があります。今やウェブサイトであれば当然のように JavaScript を使っているわけなので、いわゆる mechanize、つまり HTML の解釈をおこない、リンクのクリックやフォームの送信をシンプルに実装するようなやり方でのスクレイピングはすでに無理筋だといえます。 もちろん今日においてはブラウザオートメーションという方法がすでにありますので、これを利用してやれば、なんの憂いもなく実際に人間が使うようなブラウザをプログラマティックに操作することができます。現在は Selenium WebDriver がデファクトで、これが使用す
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