去る7月3日の午後の通勤途中に、私は職務質問を受けた。その次第は以下のブログ記事に職務質問を受けた当日書いて投稿した。ただし、投稿時に日付を超えてしまったので投稿日時は7月4日になっている。 本の虫: 警察官に職務質問をされた話 さて、振り返って見るに、私は先日の職務質問が警察官職務執行法第一条に規定された、「目的のため必要な最小の限度」を超えていて、「濫用」にあたるのではないかと考える。というのも、 「下を向いて歩いていた」、「帽子を目深にかぶっていた」という理由は、同法二条にある「合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由」にはならない。 仮に「疑うに足りる相当な理由」であったとしても、職務質問を開始してかなり早い段階で、その疑いに対して「重い荷物を背負って長距離を歩いたので疲れたのではないか」、「人間は下ぐらい向くものだ」、「日差しが強く帽子
読書を通じて、夫婦がお互いを理解し合う――。こんな目的を掲げ、芥川賞作家の夫・円城塔(えんじょう とう)さんと、ホラー作家の妻・田辺青蛙(たなべ せいあ)さんは、本を代わりばんこに勧め合って感想エッセーをしたためるリレー連載を2年間続け、このほど『読書で離婚を考えた。』という衝撃のタイトルの書籍として発売した。仲良くなるはずの読書リレーは、うまくいかなかったのだろうか。ふたりがこの連載を通じてわかった夫婦にとって大切なこととは、いったいなんだったのでしょうか。 はじめての夫婦仕事はつらかった ――夫婦の相互理解を目的に始まった連載なのに、夫婦仲が悪くなったというのは本当ですか。 円城 塔(以下、円城):はい。僕の回のエッセーが掲載された日は明らかにこの人(田辺 青蛙さん)の機嫌が悪くなっていましたね。つらい連載でした。 田辺 青蛙(以下、田辺):イラッとする局面はいろいろありました。やり取
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