リイド社『戦国武将列伝』10月号の紹介の続きであります。第六天魔王からラプトルまで、今回も戦国ものの枠を超えた戦国もののオンパレードであります。 『孔雀王 戦国転生』(荻野真) 突如現れた明智光秀に操られるように、孔雀と決別した信長。ここに来て孔雀と信長、本作の主人公というべき二人が別々のルートに行くことになりましたが…… しかしそれが作用したか、今回描かれるのは、孔雀が戦国時代に転生した時のエピソードであります。 既に物語がここまで進んでしまうと、そういえばまだ描かれていなかったかという気もいたしますが、もちろん気になるのは言うまでもありません(ここでいう「転生」が文字通りの転生なのか、言葉の綾なのかは相変わらず不明なのですが……) その一方で気になるのは、この戦いの背後に存在するという第六天魔王の奇怪な姿で……史実での信長と第六天魔王の「関係」は言うまでもありませんが、さて本作において