ブックマーク / janesuisjapanese.blogspot.com (3)

  • Vol.14 東京生まれ東京育ちが地方出身者から授かる恩恵と浴びる毒 ~後篇~

    前篇の続きです。 後半はこんな感じで終わってました↓ ----------------------------- …地方出身の友達が「東京はみんなのもの」と言ったことがあります。 これには大変驚きました。 「いろいろしがらみあるけど、やっぱり落ち着ける地元」を残したまま、 東京でやりたい放題やりやがって。 私たちには処女地がないというのに、なんだそれは。 東京在住の地方出身者は自分の地元を思い浮かべていただきたい。 遠くから大量にとめどなく人が押し寄せてきて景色を変え、常識を変え、 「だって、ここはみんなのものでしょ」と言われたらどんな気分になるか…。 東京だったら勝鬨橋の向こう側まで開発されたときのあの喪失感! もうここまで奴らのバビロンに…と膝から崩れ落ちました。 東京に生まれ育つということは、相当の既得権益に恵まれるか 自覚的に強者にならないかぎり、レイプされ続けるということでもあり

  • Vol.13 東京生まれ東京育ちが地方出身者から授かる恩恵と浴びる毒 ~前篇~

    お盆です。奴らのお盆です。 東京に人が少ない季節です。 東京に人が少ないうちに、石を投げられそうなことを書いておきたい。 さて、私は東京生まれ東京育ちです。 父方は四代前まで東京です。四代前は江戸です。 「郷も かねやすまでは 江戸のうち」と川柳にも詠まれた 郷で幼少期を過ごしましたので、私もぎりぎり江戸っ子です。 そのあとは小石川で育ちました。文京区万歳! 親を選べないように、生まれる場所も選べない。 私も、私の子供時代の友達も、みな気がついたら東京に生まれておりました。 私は両親も東京出身なので、盆には帰省する場所がありません。 子供時代はこれがまったく理解できなかった。 なぜうちの家族は夏や正月に決められた行くべき場所がないのか。 お盆になると友人たちはおじいちゃんやおばあちゃんの家に行って 海に入ったり山に登ったり、それはそれは楽しそうでした。 一方、うちのおじいちゃんは隣の駅

  • Vol.7 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

    2010年に宝島社が発刊した『GLOW』という女性誌は 「40代女子、万歳!」というセンセーショナルなコピーでデビューしました。 それに眉をひそめる人、よくぞ言ってくれたとスタンディングオベーションをする人、 さまざまな反応がありましたが、当時私はこれを見て板垣退助を思い出しました。 板垣死すとも自由は死せず! 加齢すれども女子魂は死せず! これがのちの女子民権運動である。 嘘です。 とにかく、属性を越えた気分や雰囲気を誌面に具現化し、 読者の気持ちを承認するのが、宝島社は当に得意な出版社だなと感服しました。 何歳までが「女子」なのか? と問われれば、 答えは多分、「女は生涯いち女子」であります。 かわいらしいものを見てテンションがあがったり、 同性だけで集まってとりとめもない話を延々続けたり、 明確な根拠なく何かを嫌悪したり、 下手したらきれいな夕陽を見て涙を出したり、 女子行動は合理

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