5/23に判決となる“外れ馬券は経費か否か”裁判の、『競馬有識者緊急座談会』第2回。前回の内容から、今回の裁判で国税が根拠としたのは、「法」ではなく「通達」だったと判明。利益の何倍もの金額を課税しようとするやり方は、さすがに無理があるのではないか…。メンバーが考える最良の決着方法とは。(5/13公開Part.1のつづき) 赤見:須田さんから「誰も得をしないケンカをしている最中」というコメントがありましたが。 須田:どうなんでしょう、大阪国税局の職員は「やってやったぜ」という快感に浸っているんでしょうか? でもね、国税の職員は、訴訟を起こされるのはやっぱりマイナスにもなるじゃないですか。そういう意味ではそんなに得はしていないでしょうし、訴訟の当事者はもちろん損していますし、JRAも競馬のお客さんも損をしていると。馬券の売り上げが減れば、これから国庫も損をします。 担税力を考えると、実際取れな