ブックマーク / note.com/kotonakare (3)

  • 電子書籍は漫画家にどんな夢を見せるのか?|星野茂樹

    こんにちは、漫画原作者の星野です。noteはずいぶん久しぶりです。 今回のエントリーは主に漫画家さんや漫画原作者さん、そして漫画家志望者向けに書いています。一般の方が読んで面白い内容かどうかは分かりませんが、漫画好きならあるいは興味を持ってもらえるかも知れません。前半は楽しい話ではありませんが、後半は夢のある話になっています。夢のある話が楽な話かというと、そう単純ではないのですが……前置きはこれくらいにします。 漫画界の現状2020年の漫画業界は活況だと言われています。 『出版月報』2021年2月号より それは、上のグラフが示すように1995年以来、ジリジリと右肩下がりだったコミック市場が、電子書籍の登場により2014年に右肩上がりに転じ、2020年にはじめて6,000億円の大台を突破したからです。 新型コロナによる巣篭もり需要、「鬼滅の刃」の大ヒット、Netflixのアニメ快進撃による波

    電子書籍は漫画家にどんな夢を見せるのか?|星野茂樹
  • 一人のアライさんと大勢のアライさん|星野茂樹

    先週と今週の『解体屋ゲン』はちょっと異色のオンラインゲームの話。 ゲンが息子の鉄太にノートPCを買ってきます。実は経営の苦しいうどん屋さんから引き取ってあげたものですが、小学校1年生の鉄太にはさすがに難しく、鉄太はすぐに放り出してしまいます。 ところがインストールされていたゲーム『宇宙防衛隊』にゲンが大ハマり。仕事を抜け出して漫画喫茶でゲームをする始末。 そんな時、ゲンはゲームの中でイアラと名乗る少年(?)と出会います。ゲームに詳しいイアラのおかげでなんとかステージを進めてゆくゲン。 ますますゲームにのめり込んでゆくゲンは、就業時間中もたびたび仕事を抜け出すように。 嘘をついている時のゲンさんの目が座ってるのが最高におかしい 周囲にバレているのに気付かず、ゲームに夢中になるゲンさん。作画の石井さんは作で新境地を開いたとか。 ディフェンダーのイアラとの息もピッタリ しかし、しょっちゅう仕事

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  • 『解体屋ゲン』より、お詫びとお知らせ|星野茂樹

    みなさん、こんにちは。『解体屋ゲン』原作者の星野です。 『解体屋ゲン』は2003年に連載をスタートした爆破解体エンターテイメント漫画です。電子書籍版『解体屋ゲン』は、2019年4月現在、AmazonKindleとスマホのピッコマで配信中ですが、4月一杯でいったんすべて発売停止となり、6月からリニューアルして再発売となります。 その間、5月の一ヶ月間が丸々空白となってしまい、すべての電子書籍サイトから消えてしまいます。読者の皆様には大変ご迷惑とご心配を掛けることになり、誠に申し訳ありません。 その後の配信スケジュールですが、 2019年6月 1〜50巻 7月  51〜58巻 8月      59巻、以下毎月1巻ずつの発売となります。 6月には装いも新たにリニューアルとなります。表紙の刷新に加え、目次や奥付もすべて作り直し、画像の傾きや歪み、2色ページの再スキャン等を含む、大幅な修正を行い、

    『解体屋ゲン』より、お詫びとお知らせ|星野茂樹
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