レッドハットは5月13日、都内で記者発表会を開催、米国本社から2名のエグゼクティブバイスプレジデントを招き、グローバルの動向を交えながらRed Hatの戦略と製品について説明した。 Linuxディストリビューターから脱皮するRed Hat 本社から来日したのは、グローバルセールス、サービス、フィールドマーケティングを統括するアレックス・ピンチェフ氏と、プロダクト・アンド・テクノロジーを統括するポール・コーミア氏。いわば、セールス部門と技術開発部門のトップである。 ピンチェフ氏は、同社の売り上げにおいてアジア太平洋地域の成長が顕著であると説明。売り上げの半分は北米市場であり、欧州が28%、アジア太平洋地域が15%程度であるとしたが、直近の四半期で日本市場は58.5%の売り上げ成長率を達成したと話し、「日本市場は世界で第2位の市場」と日本市場への期待をあらわにした。 Red Hatは2009年