ウェブの利用がここまで広まる以前に、来るべき情報社会における「知的生産」の本質について鋭く、的確に見抜いていた人物がいます。 民俗学者として「モゴール族探検記」「文明の生態史観」「情報の文明学」など膨大な著作を著し、「知的生産の技術」のベストセラーで知られる梅棹忠夫氏です。 「知的生産」という言葉は、なにかパソコンを開いて知的なことをしていればよいような、どこか手垢のついた言葉になってしまいましたが、梅棹先生の定義はいまも新しさを失っていません。 「知的生産」とは、情報に触れるだけではなく、そこから何らかの発見をした、驚きを感じた点を付加して、新しい情報を生み出すことです。知的生産とは、好奇心を武器に世界と相対する私たちの生き様そのものなのです。 そんな梅棹先生の言葉をたどり、いまのウェブ時代における重要性を再確認するイベントがグランフロント大阪で5月6日に開催されます。不肖のフォロワーで
![君は梅棹忠夫を知っているか? 「情報デザインの未来・過去・現代」(大阪)に登壇します!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c8e40dd4e5dc8c81787caa38151dea43825a79e9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flifehacking.jp%2F2014%2F04%2Fumesao-event%2Fumesao.jpg)