自民党が参院選比例区で「70歳定年制」の例外規定を適用し、71歳の山東昭子元参院副議長と佐々木洋平元衆院議員を公認した。比例得票が伸び悩んだ3年前の反省から候補者を20人台に絞る予定だったが、安倍政権の高支持率で30人を公認。党内からは定年制廃止を求める声も出始めた。 「年が一つ多いとか、つまらんことで選ぶんじゃない。本当にばかばかしい。若ければいいなら30歳の候補を探してくればいい」 29日、党本部であった党鳥獣捕獲緊急対策議員連盟の臨時総会。二階俊博総務会長代行は拳を振り上げ、前日に公認が決まった大日本猟友会長の佐々木氏を激励した。佐々木氏は「定年制は鉄の内規と言われる大変なハードルだが、感激の極み」とあいさつした。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関