内閣府が10日発表した7月の消費動向調査によると、家計の消費意欲を示す「消費者態度指数」は、前月より1・4ポイント低下して40・3となり、2カ月ぶりに前月を下回った。基調判断も2カ月ぶりに下方修正し、「足踏みが見られる」とした。 今後半年間の暮らし向きなどの見通しを聞く調査。調査時点の7月中旬は中国やギリシャ経済の先行きを懸念する報道が多く、消費者の意識も影響を受けた可能性がある。
内閣府が10日発表した7月の消費動向調査によると、家計の消費意欲を示す「消費者態度指数」は、前月より1・4ポイント低下して40・3となり、2カ月ぶりに前月を下回った。基調判断も2カ月ぶりに下方修正し、「足踏みが見られる」とした。 今後半年間の暮らし向きなどの見通しを聞く調査。調査時点の7月中旬は中国やギリシャ経済の先行きを懸念する報道が多く、消費者の意識も影響を受けた可能性がある。
免震ゴムの性能を偽っていた東洋ゴム工業は10日、2015年1~6月期決算の純損益が41億円の赤字(前年同期は152億円の黒字)に転落したと発表した。免震ゴムの取り換え費用による特別損失が計304億円に膨らんだためだ。 同社は偽装品を納めた154棟の交換費用をすべて補償する方針。1~3月期に140億円の特損を出したが、4~6月期でさらに164億円増えた。現時点で取り換え工事中のビルの営業補償などは含まず、山本卓司社長は「見積もりが困難なものは7~9月期以降に計上する可能性がある」。損失額はまだ増えそうだ。 一方で、主力のタイヤ事業は好調。営業利益は前年同期比35・5%増の291億円と過去最高だった。 タイヤ業界は全体的に好調だ。10日出そろった大手4社の2015年1~6月期決算は東洋に加え、ブリヂストン、横浜ゴムの営業利益が過去最高だった。北米での売り上げ増に円安が重なり、天然ゴムなどの原材
居酒屋チェーン大手ワタミが11日発表した2015年4~6月期決算は、営業損益が9億円の赤字、純損益が15億円の赤字だった。いずれも前年同期の赤字幅から拡大し、1998年の上場以来、過去最悪となった。ブラック企業批判などから、主力の「和民」で苦戦が続くほか、稼ぎ頭の介護事業も赤字に転落した。 売上高は前年同期比12・5%減の345億円。「和民」では今春からメニュー全体を値下げしたが客離れが続いており、4~6月の既存店売上高は10・4%減と苦戦した。ただ、不採算店舗を削減したことで、部門の赤字幅は減少した。 一方、介護事業部門の営業損益は1億円の赤字(前年同期は7億円の黒字)に陥った。施設の入居率は前年同期の84・1%から78・3%に低迷した。 ワタミは「外食メニューのてこ入れなどで客数減は底を打った」(広報)としており、16年3月期に純損益で10億円の黒字とする業績予想は据え置いた。
安倍晋三首相は12日、地元・山口県に入った。首相のお国入りは、この夏3回目。支援者からのエールで英気を養っているようだ。 「2007年に総理を辞職した後、『頑張れ』と声をかけてもらい、涙が出るほどうれしかったことを思い出した」。12日、山口市内であった自民党山口県連の集会。首相は直前に訪れた県庁で職員による手厚い出迎えを受けたことに、感極まった様子で語った。 1868年の明治維新から50年後が寺内正毅、100年後が佐藤栄作と、節目の首相がいずれも山口出身だったとも指摘。「なんとか頑張って(150年後の)2018年までいけば、『山口県出身の安倍晋三』となる」と述べ、9月の総裁選での再選に意欲を見せ会場を沸かせた。 首相は先月26日、約1年ぶり… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この
自民党の稲田朋美政調会長は11日、BSフジの番組で、14日に安倍晋三首相が閣議決定する戦後70年の「安倍談話」について「未来永劫(えいごう)、謝罪を続けるというのは違うと思う」と述べ、「おわび」の文言を盛り込むべきではないとの考えを示した。 「おわび」は村山談話や小泉談話に盛り込まれているが、稲田氏は「戦争の終結は(サンフランシスコ)講和条約がすべて。世界にあった日本の財産はすべて没収され、過酷とも言うべき賠償も払い、日本は国際社会に復帰した」と指摘。「首相は今までの(村山、小泉)談話を引き継ぐとも明言している」と強調した。 一方で、「(おわびという)キーワードを入れるべきであるかどうかは、首相の判断に任せるべきだ」とも語った。
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