厚生労働省は12月8日、後発医薬品の薬価追補収載を官報告示した。初めて後発品が収載されるのは、抗潰瘍薬「ネキシウム」(一般名・エソメプラゾールマグネシウム水和物)や抗うつ薬「レクサプロ」(エスシタロプラムシュウ酸塩)など5成分。9日に収載される。 今回、初めて後発品が収載されるのは、 ▽抗潰瘍薬「ネキシウム」(エソメプラゾールマグネシウム水和物)=アストラゼネカ ▽抗うつ薬「レクサプロ」(エスシタロプラムシュウ酸塩)=持田製薬 ▽骨粗鬆症治療薬「ボンビバ」(イバンドロン酸ナトリウム水和物)=中外製薬/大正製薬 ▽抗生物質製剤「キュビシン」(ダプトマイシン)=MSD ▽抗真菌薬「ルリコン」(ルリコナゾール)=サンファーマ ――の5成分。ボンビバは静注製剤にのみ後発品が参入する。 ネキシウムにAG 参入企業が最も多いのはレクサプロで、9社22品目が収載。沢井製薬、第一三共エスファ、東和薬品の3