世界のサーバー運用環境の3分の1近くをRed Hatが占めていることを考えれば、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7」プラットフォームの最終版とも言えるバージョンがリリースされたことは大きなニュースだと言えよう。もちろん、IBMのRed Hat買収が示しているとおり、Red HatはもはやLinuxだけに取り組んでいるわけではない。同社が支えているのはクラウドだ。このRHEL 7.7のリリースでハイブリッドクラウドやマルチクラウドがサポートされていることを見ても、そのことは明らかだろう。 しかし、まずはRHEL 7.7の基礎を振り返ってみよう。今回のRHEL 7.7のリリースに合わせて、RHEL 7は10年間あるライフサイクルの「Maintenance Phase I」の段階に移行する。「Maintenance Phase I」では、本番環境のインフラの安定性
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