西川善司の3DGE:Ryzen 4000とRadeon RX 5600 XTの気になるところをAMDにアレコレ聞いてみた ライター:西川善司 CES 2020に合せて行われたAMDのプレスカンファレンスについては,すでにレポートでお伝えしているが(関連記事),すべての謎が明らかになったわけではなく,執筆中にも新しい疑問がいくつも浮かんできた。その後,AMDが報道関係者向けブリーフィングを行ったので,出席したRyzenシリーズとRadeonの開発担当者に,それらの疑問をぶつけてみた。その概要をレポートしたい。 なぜRyzen 4000は単一ダイデザインなのか? 取材に応対してくれたAMDのScott Stankard氏(Senior Product Manager, Client Business Unit) 「しばらくノートPC向けに魅力あるCPU製品を投入できていなかったAMDとしては,
レポート AMD、Radeon Software Adrenalin 2020 Editionの提供開始 - Boost機能を追加 AMDは12月10日、Radeon Software Adrenalin 2020 Editionの提供を開始した。これに向けて事前説明会が都内で開催され、その特徴の紹介があったので、まとめてレポートしたい(Photo01)。 Photo01: 説明はいつものTerry Makedon氏(Sr. Director, Ssoftware strategy & user experience)。昨年は説明のために韓国まで連れて行かれる羽目になったが、今年は都内で大変に助かった。 昨年、つまりRadeon Software Adrenalin 2019 Editionの発表の際にもやはり説明会が行われ、ここで機能追加やAMD Linkの大幅な進化、それと性能改善が果
Hot Chips 31でAMDはGPU「Navi」を発表した。Navi自体は5月ころから情報が出始め、7月7日に正式発売された。しかし、Hot Chips 31での発表は初めての学会発表であり、従来より詳しいマイクロアーキテクチャが発表された。 Navi GPUを発表するRadeon Technologies GroupのチーフGPUアーキテクトのMike Mantor氏 Naviは2012年に発表されたCGNアーキテクチャに替わるRDNAアーキテクチャの最初のGPUである。RDNAアーキテクチャの特徴はゲーミングにフォーカスしたアーキテクチャになっている点である。 NVIDIAはFermiアーキテクチャから、グラフィックス用に加えて科学技術用もカバーするアーキテクチャを採用し、AMDもそれに追随したが、最近では科学技術用とゲーミング用と、さらに機械学習用のすべての機能を1チップに入れる
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