サイバー犯罪で刑に服している27歳の受刑者に刑務所内のプログラム開発を行わせようとしたところ、この受刑者にシステムをダウンさせられるという事件が英国で起きていたそうだ(Mirror.co.uk、本家記事)。 この受刑者は偽造クレジットカードを使い650万ポンドを不正に手に入れたとして懲役6年の刑に服していたとのこと。刑務所では所内TVシステムを構築するにあたり、この受刑者にプログラム開発を行わせることにしたという。しかし所内システムに自由にアクセスできる環境に受刑者を置き、さらに作業をきちんと監視しないという非常にお粗末な管理体制だったとのこと。 この隙に受刑者は刑務所のシステムの全てのマシンに複数のパスワードを設定した上、システムをダウンさせてしまったそうだ。一連のパスワードは非常に巧妙に仕組まれていたそうで、刑務所は専門業者を雇ってシステム再稼働にこぎつけたという。 なお、この受刑者は