九州北部豪雨で不通となった豊肥線の立野(南阿蘇村)―緒方(大分県豊後大野市)間について、JR九州は「復旧に1年近くかかる」との見通しを示した。線路に土砂が流れ込んだり線路の土台が流失したりしている場所は、同区間だけで130カ所にのぼる。 阿蘇市の宮地―波野間では、トンネルからレールが外に流出。入り口で「とぐろ」を巻いていた。 この区間を走る観光特急「あそぼーい!」(熊本―宮地)は、9月2日まで運転区間を博多―人吉に変更することが決まっている。観光への影響も深刻だ。
九州北部豪雨で不通となった豊肥線の立野(南阿蘇村)―緒方(大分県豊後大野市)間について、JR九州は「復旧に1年近くかかる」との見通しを示した。線路に土砂が流れ込んだり線路の土台が流失したりしている場所は、同区間だけで130カ所にのぼる。 阿蘇市の宮地―波野間では、トンネルからレールが外に流出。入り口で「とぐろ」を巻いていた。 この区間を走る観光特急「あそぼーい!」(熊本―宮地)は、9月2日まで運転区間を博多―人吉に変更することが決まっている。観光への影響も深刻だ。
「EM菌」という微生物を川の水質浄化に用いる環境教育が、県内の学校に広がっている。普及団体は独自理論に基づく効果を主張するが、科学的には効果を疑問視する報告が多い。県は、効果を十分検証しないまま、学校に無償提供して利用を後押ししている。あいまいな効果を「事実」と教える教育に、批判の声も上がっている。 EM菌は乳酸菌や酵母などの「有用微生物」を配合した微生物資材。農地の土壌改良用に開発されたが、水質浄化や健康飲料としても利用されている。環境保全の市民活動や有機農法を行う農家に広がっている。 県教委によると、昨年度、環境教育の一環としてEM菌を使用した小中学校は県内に7校。ほかの複数校でも使用例がある。多くは、EM菌を地域の川にまくことで「きれいになる」と教えている。 県東青地域県民局は2004年から、管内の希望校にEM菌を無償で提供し、実践を支援している。提供開始にあたり、県はEM菌に
東京都立川市が運営する立川競輪場(同市曙町3丁目)が2010年度、電気の購入先を東京電力から特定規模電気事業者(PPS)に替えたところ、電気料金を前年度の3割近く節約できたことがわかった。予想以上の「効果」に、市は見直しの対象を拡大。今年度は、小・中学校など53施設が東電以外と契約した。 PPSは「電力の自由化」を生かし、自前の発電所などから調達した電気を売る新規事業者。市行政経営課によると、PPSから競輪場に提案があり、経費節減の一環として電気の購入先を見直すことになった。入札の結果、住友商事系のサミットエナジー(本社・中央区)が東電に競り勝った。 競輪場の電気料金は、東電と契約していた09年度は約6200万円。だが、10年度は約4500万円に下がり、電気代を約27%節約できたことになる。市によると、気候の変動もあって単純比較はできないが、単価が安くなった点が効果として表れているという。
山形大学は、純米大吟醸酒「山形大学燦樹(きらめき)2010」を8日から販売する。今年で4回目で、農学部付属やまがたフィールド科学センターで栽培した、酒造りに適した米「出羽燦々(さん・さん)」を100%使い、鶴岡市の蔵元で醸造した。 8日に売り出すのは生酒=写真左。熱処理した火入れ酒=写真右=は4月中旬に発売する予定だ。いずれも720ミリリットル瓶で1700円。醸造本数は生酒が800本、火入れ酒は1200本になる見通し。山大各キャンパスの大学生協や同生協のホームページから購入出来る。 山大は「帰省や出張のお土産品にも利用していただいて、大学の好感度アップにつなげたい」と話している。2000本程度が完売すると、約24万円が山大生の奨学金として活用されるという。
山武市出身の歌人で小説家の伊藤左千夫(1864〜1913)をしのび、短歌に親しむことを目的にした第57回左千夫短歌大会(同市主催)が18日、同市殿台の成東文化会館のぎくプラザで開かれた。小中高校生と一般の各部で作品を募集し、今回は過去最多の2987の応募があった。高校生の部ではゴリラの孤独を表現した県立成東高校2年菱木俊輔君(17)の作品が市長賞に輝いた。 「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」 昨年春、千葉市内の動物園でゴリラを見て、「ゴリラも人と同じように孤独なのではないかと感じた」そうで、その孤独感を表現したかったという。ゴリラのイメージを文字で表すなら「ウ」と「ホ」だったので、そのふたつでまとめるようにした。書き始めて30分ほどで完成したという。選者の田井安曇さん(78)は「素手でつかんだ本音を歌っているユニークないい歌だ」と評価する。
◆臨時130人 福娘8人 寒さも耐え ◎茶髪・ピアス・長いつめ・携帯電話だめでも… 奈良市の春日大社で23日、初詣で参拝者の応対をする臨時巫女(み・こ)約130人と来年1月10日にある「十日えびす」で縁起物を手渡す福娘8人の研修があった。福娘は春日大社と縁の深い企業・団体から選ばれるが、臨時巫女は大学生や社会人ら一般の応募者ばかり。事前選考があるなど毎年応募者数が多いらしい。 (石原孝) 臨時巫女は神職らから春日大社の歴史やお守りの授与の仕方などを学び、境内の参拝所などの場所を確認。NTT西日本の女性社員ら8人の福娘は春日大社に普段から務める巫女に金烏帽子(え・ぼ・し)や千早(ち・はや)と呼ばれる装束の身につけ方を教えてもらった。 広報担当の岡村隆男さんによると、臨時巫女は、高校生以上の未婚の女性が応募可能だが、茶髪にピアス、マニキュア、長いつめはもちろん、厚化粧、携帯
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