昭和39年の東京オリンピックから50年、今や「クールジャパン」を声高に喧伝する国へと成長を遂げた日本で、驚くべき前時代的な因習がまかり通っている企業はまだまだあった……。思わず、耳を疑う時代遅れの会社のルールを紹介する ◆文具は自費購入、ゴミは持ち帰る。従うしかない……<待遇編> なんでも、福利厚生というのは日本企業独特の文化で、それが崩れ始めたのがバブル崩壊以降だとか。言わば、福利厚生が充実している企業のほうが“昭和的”と言えるのだが、待遇など制度そのものよりも、その受け止め方に昭和臭を醸すエピソードが集まった。 「有休であろうと、休み明けは職場に菓子折りを持っていくのが暗黙のルール」(28歳・女・教育)、「給料の前借りは当たり前。ただし、給料の3割までって決められちゃったけど」(44歳・男・土木)。 など、昭和感満載! また、曖昧なままスルーするのも、美徳かどうかは別にしてニッポン的だ