2019年1月28日のブックマーク (2件)

  • 日本のアニメのプレゼンスは、なぜ下がってしまったんだろう?

    みんな忘れてしまったのだろうか。あの祝祭的な季節を。 ぼくは覚えている。それは90年代半ばに始まった。 海外でアニメが人気だと新聞に報じられ、日のアニメが国際的な競争力を持ったコンテンツだと、盛んに論じられた。 エヴァのブームや村上隆のアートもそれを後押しした。あるいは岡田斗司夫の各種書籍も貢献していたかもしれない。 アニメは幼児的だとバカにされているが、実はそのローカル性こそが世界では面白がられるんだ。あるいはアニメこそが作家主義を貫いて深いドラマを作れるんだ、とかも言われていたっけ。 まぁ、要するに文学や邦画なんてまったくダメで、アニメこそが日の誇るべき文化なんだ、という論調が一気に広がった。社会学者や文芸評論家もこぞってアニメを語るようになった。 国もそれに同調して、「クールジャパン戦略」を唱えるようになった。アニメを輸出して日文化的プレゼンスをあげようとした。これ自体は音楽

    日本のアニメのプレゼンスは、なぜ下がってしまったんだろう?
    atmark988
    atmark988 2019/01/28
    "「萌え」が語るべき言葉を持っていなかった" というのは否定したい。萌えとは語るに足る興味深い概念だと思う。ただ、これを好む層の大多数が語ろうとしなかったのだ
  • 極端なことを言うと、主人公が現代人の方が異世界の出来事を文章で描写し..

    極端なことを言うと、主人公が現代人の方が異世界の出来事を文章で描写しやすいから たとえば以下の二つの文を読んで比較してみてほしい。 【1】・「ギアデラズム族のグリマザックらしき男がバルゲバブをべている」 (注釈1)*"ギアデラズム族"とはこの世界の南方の大陸に住む肌の黒い民族のこと。 (注釈2)*"グリマザック"とはこの世界ではギアデラズク族の神官のこと。 (注釈3)*"バルゲバブ"とはこの世界で一般的な料理の一種で、動物の肉を串に刺して焼いたもの 【2】「アフリカのシャーマンみたいな格好の男が、ケバブみたいな料理べている」 この【1】【2】二つの描写文があったとき、わかりやすいのはどう考えても【2】だが、 主人公が我々読者と同じ世界の住人じゃないと、「アフリカ」も「シャーマン」も「ケバブ」も知らないのだから 【2】の描写はできない。 だって、最初からその異世界で生まれ育った住人は「

    極端なことを言うと、主人公が現代人の方が異世界の出来事を文章で描写し..
    atmark988
    atmark988 2019/01/28
    【1】を極めて真面目にやるとファンタジーというよりSFになる