西国分寺にあるクルミドコーヒー、そしてそこから産まれたクルミド出版・影山知明さんの本「ゆっくり、いそげ」を読みました。 実際にクルミドコーヒーを訪れた時の雰囲気や、影山さんにお会いしてお話した時の印象どおりの本です。 実践してきたことの背景にある哲学を伝えるためであり、そこで得られた知見を社会に還元するために書かれた本とも言えます。 ひさびさにブログを書こうかなぁと思ったのは、この本の中にある「交換を不等価にする」という考え方が、自分が感じてこのブログでも書いてきた価値>価格の関係と同じこと(ちゃんとつくって、売って、欲しい人だけ会えればいい。しかもそれなりに繁盛してる)を実施していると感じたからです。 本から引用すると 交換を「等価」にしていはしまってはダメなのだ。 「不等価」な交換だからこそ、より多くを受け取ったと感じる側(両方がそうと感じる場合もきっとある)が、その負債感を解消すべく