大阪府高槻市は6月12日、「戦国の三大梟雄」などと呼ばれる武将で、織田信長に反旗を翻し、そして信長が欲していたという「平蜘蛛茶釜」と共に自らの城で自爆して自害したなどという逸話などで知られる戦国武将「松永久秀(松永弾正の名でも知られる)」の書状が発見され、調査の結果、これまで知られていなかった新発見の史料であることが判明したことを発表した。 今回発見された書状 松永久秀は、畿内や阿波国(現在の徳島県)などに居を構えていた戦国武将の三好長慶の家臣として等角を表し、後に重臣となる。しかし、織田信長との戦いで降伏し、臣従する謀反、最期は信長が欲していたという茶器「平蜘蛛釜(古天明平蜘蛛)」と共に自爆したという派手な逸話が残されている(自爆は後年の創作で、居城の信貴山城で焼死、もしくは切腹が史実とされる)。松永久秀は生年不詳で、出身地も詳しくはわかっていないが、高槻市内の東五百住の出身とする説があ
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